今日は中学校では技能教科の試験があった。
沖縄では1年生から学年末の内申点が高校へいくので
1.5倍の傾斜配点のある技能教科は落とせない。
といってもわれら塾でその対策をすることはないので
そこは任せるしかないのだが、何もしないわけではない。
かなりの声掛けをするし、1年生の今から高校入試の結果に
影響を及ぼすので良い点数を目指してもらう。
今日の琉球新報のコラムに木村達哉先生の「成績をあげるメカニズム」
という記事があった。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-835200.html
その記事をまとめると、
1.成績をあげるのは授業ではない
授業を受けるのはみんな受ける。でも同じ授業を受けても
成績に差がでるのはなぜか。それは習ったことをどれだけ
理解しているか、また使いこなせるまでひたすら繰り返す
ことにつきる。
2.教員は家で勉強したくなる仕組みを作るべし
家で自ら進んで勉強をする生徒はほとんどいません。
たいがいは親からやれと言われる。しかしこれでは
一回やれと言われるたびに偏差値が「5」下がると
言われている。教員は宿題なり、テストを実施する
ことでその生徒のモチベーションをキープするように
努めなければいけない。
3.木村先生の授業では、毎回10~15分の自習を取り入れている。
自習が大事大事といっても、その自習の仕方が分からなければ
誰だってできない。そのやり方を授業で教えていくことで、家での
勉強を自発的にやるよう仕組んでいる。
4.家庭はリラックスの場
補講が大好きな沖縄県。小中高校ではどこももれなくやっている
ありがた迷惑な制度。こどもたちは一日6時間も椅子に座り続け
勉強をしている。その上補講し、帰宅してからも宿題に追われ、
それをやるならまだしもやらなければ親から勉強したかと問われ
たりする毎日。学校だから人間関係に悩むこともいるし、部活動
に汗を流す子もいる。授業は授業で理解させることに全力を
注ぐことは教員としては当たり前で、その上で補講するというのは
もう教員としての敗北宣言をしているようなものである。ちょっとした
待ち時間やバスの中、移動の間などの隙間時間を有効活用し
暗記したりすることで大幅に勉強時間は節約できるはずなのに。
木村先生のコラムで特に刺激を受けたのは、
「授業の中で自習時間を作ること」
これって、限られた時間で15分も時間を割くことって
かなり勇気がいる。ましてや公立学校では指導要領でいつまでに
どこまで終わらせなければいけないなどと決まりがあったり、
試験をするために他のクラスとの足並みを揃えたりしなければ
ならない。これは学校全体で大号令をかけ、システムそのものを
変えなければいけない。しかしそうしてまでやらないと、どんどん
生徒のみならず先生方まで苦しい思いをすることになる。結局は。
自分の授業ももっともっと再構築していく。