こんにちは!いつもブログを開いてくださり、ありがとうございます。
季節の変わり目や、少し空がぐずぐずと曇った日など、思いがけずひんやりとした肌寒さを感じる日がありますよね。
一日の大半を自宅のデスクで過ごし、パソコンの画面に向かって言葉を紡いでいると、気づけばキーボードを叩く指先や足元が、うっすらと冷えてしまっていることがあります。そんな日、わたしは迷わず執筆の手をふっと止めて、キッチンへ向かいます。
普段の暮らしでは香ばしいほうじ茶や緑茶を好んで飲んでいる私ですが、肌寒さが身に染みる日に無性に恋しくなる特別な飲み物が2つあります。
今回は、冷えた身体と心をじんわりとほぐしてくれる、私の頼もしい「あったかドリンク」についてお話しします。
深いカカオの香りに包まれる、ご褒美の「ココア」
まずひとつ目は、ひと口飲むだけで胸の奥まで温かな幸福感で満たしてくれる「ココア」です。
普段のおやつには甘さを控えたシンプルなダークチョコレートを好む私ですが、肌寒い日には、あのミルクとカカオがとろりと溶け合った、優しい甘さがどうにも魅力的になります。
お気に入りのケトルでお湯やミルクを少し熱めに沸かし、カップの中でココアパウダーを丁寧に練り上げる。そのひと手間をかけている間にも、カカオの芳醇で深い香りが小さなキッチンにふわりと広がり、緊張していた心が少しずつほどけていくのを感じます。
愛用しているのは、少しざらっとした土の風合いが残る、深いチャコールグレーの大きめのマグカップ。 そのダークトーンのうつわに温かいココアを注ぎ、両手でそっと包み込むようにして持ちます。カップから伝わるじんわりとした熱が、冷えきっていた指先を優しく温めてくれる瞬間は、まさに至福のひととき。甘くて温かな一口が、カチコチに固まっていた思考をゆっくりと優しく溶かしてくれるのです。
身体の芯から温まる、素朴で優しい「甘酒」
そしてもうひとつ、寒さを感じる日に私をいつも助けてくれるのが、和の温もりが詰まった「甘酒」です。
アースカラーのインテリアや和菓子といった落ち着いた世界観を愛する私の暮らしに、甘酒の持つ素朴な佇まいはとてもしっくりとなじみます。特に私がお気に入りなのは、酒粕から作るものではなく、米麹(こめこうじ)から丁寧に作られた、自然な甘みのタイプです。
お鍋やお気に入りの器に移してコトコトと温めると、お米の優しい香りが湯気とともに立ち上ります。とろりとしたあたたかい甘酒を一口すすると、お腹の底からじわーっと熱が広がり、まるで身体の芯に小さな灯りがともったかのような安心感に包まれます。
ちょっと気が向いたときには、そこにすりおろした生姜(しょうが)をほんの少しだけ落とすこともあります。生姜のキリッとした爽やかな辛みが、米麹のまろやかな甘みを引き締め、温まりたい日にはもう手放せないとっておきの味わいになります。
肌寒い日は少し気持ちも内向きになりがちですが、そんな日だからこそ味わえる温かな飲み物の美味しさは、暮らしのなかの小さくて確かな贅沢だなと感じます。
外のひんやりとした空気を窓辺から感じながら、温かいカップを片手に過ごす静かな15分間が、また明日からしなやかに進むためのエネルギーをくれています。
皆さんは、肌寒い日にふと飲みたくなる、お気に入りの一杯はありますか?






