こんにちは!いつもブログを開いてくださり、ありがとうございます。
一日の大半を自宅のデスクで過ごし、静かに言葉を紡ぐ在宅ワークの毎日。外食に出かける機会が少ない分、普段の食事はできるだけ自炊をして、身体を優しく整えることを心がけています。お気に入りのダークトーンのうつわに、自分で作った素朴なおかずを丁寧に盛り付ける時間は、仕事の緊張をほぐす大切なひとときです。
けれど、そんな日々の暮らしのなかで、一人暮らしならではの小さながっかりや、どうしても解決できない「自炊の苦労」に直面することがあります。
一番の悩みは、1人分の食事を材料から真面目に揃えようとすると、どうしても割高になってしまうことです。 例えば、ちょっとした炒め物やスープを作りたいとき。スーパーの野菜売り場で、バラ売りの一玉や数本入りの袋をいくつかカゴに入れていると、レジを通る頃には「あれ、お惣菜やお弁当を買うよりずっと高くなっていないかな……」と、少し複雑な気持ちになることがあります。
それなら、と小分けのパックではなく、少しお得な大きめのサイズを買い、2人分以上をまとめて作る「作り置き」に挑戦したこともありました。 確かにそのほうが材料費としてのコストは抑えられるのですが、ここで今度は一人暮らし用の家電の壁にぶつかります。コンパクトな冷蔵庫や冷凍庫は、日常のちょっとしたストックを入れるだけでわりとすぐに満杯になってしまい、大きなお鍋で作った料理を保存しておくスペースには、どうしても限界があるのです。
その結果、待っているのは「同じ食事を何日も連続で食べるのを我慢する」か、あるいは食べきれずに「最悪の場合、腐らせて破棄してしまう」かという、なんとも切ない二択でした。 大好きなメニューのはずなのに、3日目にもなると義務感で口に運ぶことになり、食事の楽しさが薄れてしまう。かといって、せっかくの食材を傷ませて無駄にしてしまったときの罪悪感は、一人暮らしの静かな部屋のなかで、心にズシンと重く響きます。
そんな経験を繰り返すうちに、私はある割り切りを持つようになりました。 それは、「このメニューを、今、1食だけ食べたい」と思うときは、無理にイチから自炊をせず、市販のレトルトの力を借りるほうがずっといい、ということです。
例えば、何種類ものスパイスやお野菜をコトコト煮込むカレー。1人分を材料から揃えて四苦八苦するよりも、少しこだわったレトルトをひとつ選んで、お気に入りのケトルでお湯を沸かして温める。それを大好きな渋いうつわに丁寧に盛り付け、温かいほうじ茶を添えれば、コストの面でも、何より心の穏やかさという意味でも、ずっとスマートで優しい選択になります。
すべてを自分の手で作ることだけが正解ではなく、今の自分の暮らしのサイズに合わせて、上手に引き算をしていくこと。 そんな風に無理のない選択を重ねていくことが、ワンルームでの自炊を長く、心地よく続けていくための小さなマナーなのだなと感じています。
皆さんは、日々の自炊やおうちご飯のなかで、どんな工夫や割り切りをされていますか?
よろしければこちらも


