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皆さんは、お部屋の中に「ぬいぐるみ」はありますか?「ぬいぐるみは子供のもの」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、大人になって静かな時間を過ごす家の中にこそ、そっと寄り添ってくれるぬいぐるみの存在は、大きな癒やしになるものです。
今回は、大人のお部屋にも心地よく調和するぬいぐるみの選び方や、私自身が大切にしている「相棒」についてお話ししようと思います。
インテリアに溶け込む、落ち着いたトーンのぬいぐるみ
大人になってから新しくぬいぐるみをお迎えする時、私が意識しているのはお部屋のインテリア(Interior:室内装飾、お部屋の内装や家具の配置のこと)との相性です。
カラフルでポップなものも可愛いですが、リラックスしたいリビングや仕事机の傍らに置くなら、アースカラーやニュンスカラー(Nuance color:単色ではなく、グレーやベージュが混ざり合ったような、絶妙で曖昧な色合いのこと)のものがよく馴染みます。
素材も、少し毛足の長いシャギー調のものや、素朴な風合いのウール、リネン地など、触り心地が良く、目に優しい質感のものを選ぶと、大人の空間にも違和感なく溶け込んでくれます。
暮らしに静かに寄り添う「相棒」としての存在
今からお迎えするぬいぐるみとは別に、私のお部屋の特等席には、実は幼い頃からずっと一緒に過ごしてきた、少し古びたぬいぐるみがいます。長い年月を経て、毛並みは少し硬くなり、色もあせているのですが、その佇まいにはどこか勇敢で、静かに私を見守ってくれているような安心感があります。
ふと目が合った時に感じるノスタルジー(Nostalgie:フランス語で、過ぎ去った時間や故郷を懐かしむ、切なく愛おしい気持ちのこと)は、どんなに高級なインテリア雑貨にも代えがたいものです。
また、最近では自分が好きな動物――例えば、しなやかな猫や、気高いオオカミ、知性的なキツネなどをモチーフ(Motif:創作の動機や、作品の題材となる中心的な要素のこと)にした、少しリアルで落ち着いたデザインのぬいぐるみを机の隅に置くのもお気に入りです。パソコン作業で行き詰まった時、そのモフモフとした背中を少し撫でるだけで、不思議と心が落ち着き、もう一踏ん張りしようと思えます。
ただそこにあるだけで、部屋の空気をトゲトゲしたものから、まあるいものへと変えてくれるぬいぐるみたち。皆さんの暮らしの片隅にも、静かに寄り添ってくれる大切な「相棒」はいますか?