ふぉ~ゆ~meets梅棒 Only1 NOT No.1
@シアタークリエ
まずはキャラクター感想を中心に。
ネタバレしてます。
一回しか見てないので、間違っているところあったらすみません!
今回のセトリは、ふぉ~ゆ~がいるからかジャニーズ率高めな感じと、90年代?を感じさせる選曲が多く、梅棒・ふぉ~ゆ~世代をウズウズさせるものとなっていました。
歌舞伎町。
その歴史を見てきたオネエのママ、ハマ子(HideboH)、歌舞伎町の女王、クレア(樹里咲穂)が、歌舞伎町の未来を担う若者たちを見守っている。
ハマ子さんは、梅棒公演恒例の前説担当。
クレアさんと共に、2人は騒動の枠の外で、ダンス×演劇は少な目で、台詞あり。
梅棒とふぉ~ゆ~を見守りながら、時折説明を加えたり、ちょっと手を出して彼らの成長を導いていくお役目。
ピカイチでいうところの校長先生(教頭先生)みたいな。
HideboHさんは往年のタップダンサー!時々ガラガラッ♪とリズミカルに足を鳴らします。が、音響があまり良くなく、クリアに聞こえないのが残念。マイクなくてもいけるんちゃうかな!?と思ったり。
ハマ子さんは、今はママであるが、かつては伝説のホストだったとか・・・!?
じゅりさんにこんなところでお目にかかれるとは!!!
ヅカヲタ時代(月組時代)に拝見していたので、めっちゃ懐かしい!!!!(何十年前だよ)
こんな艶やかな御姉様になられて・・
最初はショッキングピンクのドレスから美脚を覗かせて色気ムンムンのホステスで出てきたと思えば、後半はしっとりとお着物で『歌舞伎町の女王』を歌唱されたり!!貫禄~!!
さて、最終的にふぉ~ゆ~4人で構成されることになるホストクラブ、『White Knight』。
ことの始まりは、田舎の高校の同級生、新井場廻(越岡裕貴)と塩崎犬太(松崎祐介)。
バドミントン部で親しかった二人。(バドミントンの試合シーンでも梅棒モブが活躍)
卒業後、こっしーは東京へ出て行き、歌舞伎町のNo.1ホスト、街野松也(楢木和也)に出会い、ホストの道を進むことになる。
(楢木さんのホストっぷりが炸裂、ホストメンバーとして梅棒がモブで活躍)
一方、犬太は、父(としょさん)と妹と共に酒造会社を営むが、父の怪我、更に蔵の爆発炎上という惨事に見舞われ、借金を背負う。(梅棒の好きそうな過激で単純な事故。うちの親父~を彷彿)
こっしーを追って、自分もホストで稼ごうと、東京へやってくる。
人の良い田舎者の犬太は、歌舞伎町で荷物を盗られたり、宝くじを買うおばあさん(としょさん)を助けたり、喧騒に巻き込まれながら、こっしーに再会、彼を頼ってホストの下働きを始める。
ホストクラブ、White night(旧)では、No.1ホスト松也(楢木さん)が権勢を奮い、次々と女性客を虜にしていく中(モブホストで梅棒が活躍)、パッとしない廻と、下働きとしても全然ダメな上に松也に反抗する犬太。
更に、日本一のホストクラブ(Black Ship)を作るため、オ-ランド(梅さん)がやってきて、松也を引き抜いていってしまう。
頼みの先輩を失った廻と犬太は、失意の中、それでも頑張ってホストクラブをやろうと、新しい仲間を探しに行く。
越岡裕貴(新井場廻)
こっしー!食パンマーン!!
4人でのホストクラブの始まりの人なわけで、リーダー格だけど、仲間を大切にする人。
同級生の犬太はもちろん、後から仲間になる龍や茶太郎もとても大事にする。
中心的な役だけど、4人の中では一番クセがなくてまともで、ニュートラルでツッコミ的な役かなと思う。
本人は真面目に頑張ってて普通の人で、周りで色々起きるみたいな。
松崎くんほど顔芸の人ではないと思ってたけど、思ったより顔芸が上手で、動きも激しくて、梅棒ナイズドされて(笑)、わかりやすくて良い役者になっていた!!!
松崎祐介(塩崎犬太)
全部顔で訴えてくる!
ほんとに・・・・梅棒出演の才能あり過ぎるよね・・・
顔芸がすごい!(厨房の時も書いた)暑苦しい!
喋ると「!?」となることが多い人だと思うので、彼の場合、ノンバーバルの舞台で顔芸&動き芸一本で表現できてるのは逆に伝わりやすい(見る側が混乱なく判断しやすい)のではないか。
動きも多くて、大きくて。手足が長くて嵩高い感じがするのも加わって、なんかほんとにすごい物理的な存在感も大きくて(笑)。
しかも暑苦しいというか体温も高そうな感じが伝わってくる気がして。暑苦しいんだわ。
酒屋の前掛け姿までも似合っていて、酒蔵炎上時の大袈裟な動きとか、上京してきた時の梅棒モブキャラと絡みまくるバタバタとか、楢木さんに失礼やらかしちゃうとことか色々、ほんと梅棒独特のノリに合ってた(笑)。
梅棒で言うところのとしょさん的なノリの役柄がいけちゃうんじゃないかな。
なんかとしょさんがよくやってる「ンハー!!」みたいな表情の変な人の役(伝われ)と通じるものがある。
役柄も暑苦しく、とてもまっすぐで優しくて熱い。
実家が破綻して妹に仕送りし、妹が東京に出てきて働こうとしても追い返す、妹思いの優しいお兄ちゃん。
街で困っているおばあさんを放っておけない、優しい青年。
神社で願掛けする時のお賽銭に、お札(←廻からもらった…)をありったけ入れちゃう信仰心(!?)
親友・廻が絶望していても、一緒に頑張ろう!やればできる!!!と励まし続け一生懸命チラシを配る熱い根性。
売れない芸人を諦めようと、蝶ネクタイを放り投げる茶太郎にも、熱く励まして自分も一緒に蝶ネクタイをつけて相方をやろうとしたり。
とにかく、まっすぐな熱い心と優しい心で人を励まし続けてきた人。
それが、その熱さと優しさと人間味が、後半で、全部回収されて結果として返ってくるから、ビックリ!!!!!
White Knightの勝利の要はほとんど犬太の人柄の結果といってもいいし、松崎くんの暑苦しさとすごくマッチしていて本当に良かった!
辰巳雄大(益子龍)
ヤクザの下っ端のクールな男。
だけど、本当はいいやつなのかなって思わせる感じ。
ヤクザとトラブルになって逃げて喧嘩になっていたところを、廻と犬太が良いホスト仲間が見つかるよう願掛けしていた神社の前を通りかかったのがきっかけで、渋々ホストになる。
4人の中では、寡黙で目立たず控えめな演技と役回りで、松崎くんとかとは運動量違うんじゃないか(笑)って思うくらい。
役的にあえてそういう指示をされているのかもしれない。
全員が松崎くんみたいだったら暑苦しいしゴチャゴチャが過ぎるからな。
が、その分、表情とか動きの小さい演技が細かいんだわー!!!
私が好きなシーンは、廻にホストに引き入れられて、静かにすっごい嫌そうに無愛想にしぶしぶしてたら、客の女の子2人がすりよってきて、
「お、、ホスト悪くねぇな、、」
みたいな顔するとこ。ほんとに控えめなニヤケなんだけど、いやぁね、ムッツリなのねって感じで可愛いくて好きww
ホストやるとなったら、一生懸命頑張ってるとこも好き。
茉莉花ちゃんとの関係もイイ。
お兄ちゃんに会いに来たけど田舎に帰れと言われた茉莉花ちゃんに、くしゃくしゃになった店のチラシをそっと渡すんだよね。
それもやっぱり、よく見てないとわからないくらい最小限の動きでそっと。
その後茉莉花ちゃんが龍推しになるのも、きっと最初のこれがキッカケなんだろう。
終盤、茉莉花ちゃんと思わずハグしちゃった時の照れも可愛すぎるし、本気の恋愛なんて無いんだろうな、女の子は金ヅルであろうなと思われるホスト界において、龍の茉莉花ちゃんへの本気さが神々しい。。。
福田悠太(長嶋茶太郎)
好っきだな~!
ほんと、良い人そう!(厨房の時も書いた気がする)
序盤の一生懸命頑張るお笑い芸人のシーンから、良いお父さんなところ、White Knightでまったりと芸人ホスト(!?)を頑張るところ、息子の病気でのショック、焦燥、裏切り、葛藤と、難しい感情の変化がっ!しっかり伝わって胸が痛い。
今回すごく、お芝居の人でした。
最後、Black ship側に取り込まれてしまってからの、Black shipとしてバリバリ踊っているのに、表情だけで葛藤を表現してたのは胸に迫って良かった。
White Knightの白の衣装着てたら、のほほんまったりに見えるのに、Black shipの衣装着たら、見た目ギッラギラの攻めホストみたいになって焦った。(結構好み)(でも前述の通り心は葛藤しております)
蝶ネクタイして芸人してた頃の人懐っこい顔と人が違ったみたいになってて、振り幅凄いな~と思った…
しかし、Black shipに取り込まれて、梅棒の中に一人混じって踊ったのは…ちょっとキツそうだった…
すいーつさんの隣にいたらテンポズレてた…
ほんと、ふぉ~ゆ~のダンス、ふぉ~ゆ~だけで踊ってたら普通にキレキレでカッコいいし何も気にならないしこっちも大満足なのに、梅棒さんと並ぶととたんにモタモタ感が目立つから・・・やめてあげてくれー
楢木和也(街野松也)
歌舞伎町のNo.1ホスト。
楢木さんのオラオラ感、俺様感!!半端ない!!
ファーをまとい、派手な格好に派手な髪型、イケメン、女子をときめかす仕草や視線を乱発し、次から次へと女性を虜にしていく強烈なホスト!!
更に、とんでもないキレッキレバッキバキ攻め攻めなダンス。
ほんとに、このバキバキ感が、攻撃的っていうか、有無を言わさない感があるんだなー
「俺の女になれ」感がすごい。
いや、どうだろ、「俺ってかっこいいでしょ」感かも。
(もちろん役としてです)
でも、芋い女の子からのダサい贈り物をポイってしたり、天狗になって、人柄どうなん!?ってとこがあり、それが人柄の良いふぉ~ゆ~たちとのトラブルの元に!
悪そ~なイヤ~な顔してWhite Knightに絡むとことか、茉莉花ちゃんに何度も言い寄って玉砕するとことか、残念なところもいっぱいあって。
段ボールのベンツに乗って街を走ってんの梅棒ぽくて楢木さんぽくてめっちゃ好きだし!(笑)
茉莉花ちゃんへの花束をどんどん大きくしていくとことか(っていうか最初の花ヘッボ!)、それをオーランドに見られて、何やってんだお前、みたいな反応で花を叩きつけられるとことか、ダサくて好き。
茉莉花ちゃんのこと、もしかしたら本当に好きかもだけど、金目的なんだろうな、って思わせるところがさすが。
どんなにカッコイイことしても、面白要素&残念要素でクスッとなって、100%カッコイイにはならない楢木さん、好きだし流石だ。
そんで客席めっちゃ釣ってくる。
梅澤裕人(オーランド)
(他、前半のモブホスト、メイド喫茶?の客のオッサンなど)
スクリーンに〇ーランド様の映像とセリフ出てきた時、えwwwwwwwwwってなったわ。
だって、見た目は、まさに〇ーランド様で、サングラスで顔はわからないけど、声が!絶対!梅さん!!!!
梅さんが!!〇ーランド!!!
もう一度確認しますよ。
梅さんが!!!〇-ランド!!!!!
「俺か、俺以外か」
を梅さんの声で聴くっていう、なんか脳が混乱を起こす感じー---!!
(台詞は映像の中のみ。舞台ではやはりノンバーバル)
全国からNo.1ホストを集め、精鋭ホストのBlack shipを経営する、カリスマの黒幕。
その梅さんが、モブで客のオッサンとかで出てくると笑う。
遠山晶司(宝くじのおばあちゃん、犬太の父)
他:キャバクラのおっさん、茶太郎の相方の芸人、前半のモブホスト、浮浪者?とか…とにかく色々(把握できない)
梅棒の中では、Black shipに属さず、全てのモブを一手に引き受ける天才モブ!!凄すぎた!
としょさんていつも10何役とかやっててほんとにすごいしか言えない。
けど、やっぱりメインは、宝くじのおばあちゃんでしょうな!!!
ほんとに、通行人の一人として、気にも留めていなかった、あのおばあちゃんが・・・
こんな修羅場に現れて、こんな大どんでん返しになるとは・・・
ほんといつもながら梅棒のラストの突拍子もない勝負のつけ方好きだな(笑)
鶴野輝一(ハクソジュ)
他:神社の神様、前半のモブホスト、ほか・・・(わかんなかったけど多分いっぱい出てる)
いやもう、今回の天才的に面白い場面の一つ、神社での願掛けのシーン!!!
犬太が廻が持ってたお札を全部賽銭箱に入れちゃったことで、神様が出現する。
神様めっちゃ可愛い!!!
きょとんとした子犬のような困り顔と、ケンカを見てビビる様、顔と仕草で一生懸命訴える様子がもう、可愛いのなんの。
廻が「え?神様?出てきた?」みたいな顔した時、「だって、これ鳴らしたでしょ?」って顔して鈴を指さすとこ、可愛いし、こっそりお賽銭を数えて、「う~ん、これだけ貰ったから・・・助けよ!!」みたいな顔するとこも好き(笑)
神様ー
ああかわいい~
で、その可愛い神様・・・
数曲後には・・・
Black shipの韓流ホスト、ハクソジュとして降臨するっていう・・・もう衝撃しかない。
これ・・・同一人物だよって言ってもふぉ~ゆ~ファンの人は多分信じないよねw
私もだよ、近年の役は、ポルポ、ミノさん、エリゴルゴンと、人外系・可愛い系できたんだから、ハクソジュより、神様の方がつるさんの役として自然な流れだろ!!!!
このハクソジュが、ほんとに、今まで見たことないくらい、ゴリゴリにカッコイイんだよ!!!
もちろん、ダンスもバッキバキ!!キッレキレで!!!俺の女になれ状態で!!!
めっちゃ客席煽ってくるやん!!!
そもそもさ、つるさんの本気のダンス自体さ、上記の通り人外系が続いて、最近あんま見てないじゃん。
オープニングの軍服でちょっと見たっけ・・・なぁ?くらいじゃない?
もう、ダンスの凄さといい、かっこよさといい、完全に心の準備も免疫もなんも、ない!!
もう、それだけで、ぼ~~~~・・・(無の境地)って感じです。。。
櫻井竜彦(陣馬力)
他:ヤクザ、医者、モブホストなど色々
ミナミの帝王!?大阪からやってきたハリセン持ったホスト。
たっさん自身は本当は中身は大人しくて優しい人だとわかってるけど、でも見た目だけ元々結構いかついやん!?
なので、見た目的には、ホストとか怖いヤクザとかもあまり違和感なく。
でも、Black Shipのメンバーの中では、一番押し弱そうな優しそうな感じが出てるのは、たっさんやからかな(笑)
いいか悪いかは別として。
そこまで俺の女になれ感が強くなくて(他のメンバーと比較したらの話だよ!)、もちろんバッキバキに踊ってんだけど、「よろしかったら」って感じがなんとなくするんだよ。
たっさん・・・!安心・・・・!いい人・・・!他の人めっちゃヤバいです助けて・・・!!
※7/15以降、たっさんお怪我で休演となりました。お辛いでしょう。。早く良くなって下さい!!
天野一輝(義務川礼斗)
他:ヤクザ、バドミントン、モブホストとか・・・色々(わかんない)
青髪にインテリメガネ。一輝さんっぽくて良き。医者?なのか?
一輝さんもほんわかした平和なキャラやん・・?
だから・・・一輝さんが、あんなバッキバキにオラオラに踊って、俺の女になれみたいな顔すると思ってなかった・・・(泣)
ビビった。ビビった!!!
野田裕貴(真我玲央)
他:茶太郎の息子、モブホスト、ほか?
いや・・・闇深いわ。
めっちゃ怖いやん。
童顔、ショタ、子役、女役担当のすいーつさん、半ズボンでアメちゃん持ったショタキャラホストで出てきたのはまぁ合致しているとして・・・
アメ持って可愛い子ぶった容姿に、とんでもねぇキレッキレな攻撃的なダンス&俺の女になれ感、べろ出したり挑発的な態度!!
絶対、中身真っ黒やろ!!!あの可愛さは芝居やろ!!
あ!ざ!と!い!
というか、今まで、こんなすいーつさん、見たことないし、心の準備も、免疫も、何も!ない!!!
まさか、
まさか、
可愛い少年(少女)だと思っていたすいーつさんに、俺の女になれって顔される日がくるなんて思ってなかった・・・
すごい・・・どきどきして・・・目が離せなかった・・・
「なんまら好きっしょ!!」・・・たまらん。
でもキャラ的に(ファンのイメージと)一番合ってるのは、モブとはいえ茶太郎の病気の息子(虎太郎)やろ。
と思うんやけど。
ほんとはすいーつさんも玲央みたいだったらどうしよう!!!!(戸惑い)
綺咲愛理(塩崎茉莉花)
犬太の妹で同じく酒造元の娘。
兄に仕送りしてもらっていたが、自分もお金を稼ぐため、東京に出てくる。
黒ぶち眼鏡で風呂敷背負ったダサいイモ娘が、お兄ちゃんを追ってきたり、メイド喫茶で働いてみて失敗したり、力いっぱい表現して踊っているのが、うちの親父~のあられちゃんを思い出す。
なかなか梅棒味出ててイイじゃん!!!
実は超美人で、クレアさんに「やっと後継ぎが見つかった」みたいな感じで見いだされてNo.1キャバ嬢に変身するんだけど。
そこらへんの流れがちょっと薄っぺらい…というか、あんまり面白くなかった。まぁ本筋じゃない部分だけどな。
美しいキャバ嬢でキレイなドレス着てしゃなりしゃなりと優雅に待ってるより、イモ娘が力いっぱい頑張ってる前半の方が好きだったな。
変身後の茉莉花ちゃんさすが美しかったけど。
Black ShipとWhite Knightの売り上げ対決になる時、突然No.1キャバ嬢になった茉莉花ちゃんの肩入れでWhite Knightが有利になるのは、最初はなんだか素直に納得いかなかった。
けど、茉莉花ちゃんが来たのは、妹思いの犬太の長年の人柄と、そんな兄を慕う茉莉花ちゃんとお兄ちゃんを結び付けた龍の、2人の人柄の結果なのは良いね。
それと、その後の酒飲み対決(笑)で、お金の力(だけ)じゃなく、酒の強さで、Black Shipの客の女の子4人分を1人で飲んでる強さで勝負してきたのが、酒屋の娘って設定が回収されてて好き。
(更に言うと、結局茉莉花ちゃんの力だけでは及ばなくて、宝くじのおばあちゃんで勝ったっていうのも好き)
ほんと梅棒の、クライマックスの、2段、3段オチ(?)の付け方好き。
女性アンサンブル
遠藤令/小野礼実/湊江梨奈/豊田由佳乃
まとめてでごめんなさい、失礼しますが。
(でもお気に入りは豊田さんてことだけ告白しとく)
いや・・・
梅棒に負けず劣らず仕事し過ぎでしょ、この4人!!
ちゃんとお給料もらってね!!!
ホストの客の女の役を中心に(それだけでも、4人しかいないとは思わせない)、街を行きかう女性、キャバ嬢、バニーガール、女スパイ?じゅりさんの羽根扇部隊・・・思い出せないだけでまだありそう!?
ほんとにスーパープロモブ!!
早替えや役の切り替えの段取りだけでも大変そうなのに、ガッツリ踊って演技して、本当に凄すぎ。うまいし可愛いし!!
いやとにかく、ホストが2店で9人いるのに客の女4人はきついって。
それにしても、あのホストたちに踊ってて、ギャーってならないのかな。精神崩壊しないのか心配。そこはやはりプロなのか。
聞いてみたいw
めっちゃザックリですが、そんな感じでした。
(途中まであらすじ書いてたのに尻切れトンボしたし)
全体的には、タイトルの通り、Only1 NOT No.1 がテーマになっていたと思う。
梅棒も、ふぉ~ゆ~も、どちらも、No.1っていうタイプではなくて、Only1タイプなんだよね。(褒めてるの!!!)
梅棒はダンス界、演劇界においても、特殊なスタイルだし、ことの始まりは、大学のサークル時代、ダンスが(他のサークル?に比べて?)そんなにうまくなく、ダンスの実力だけでは勝てない、というのがキッカケでこのスタイルを長い時間かけて確立していった人たちである。
ふぉ~ゆ~も、ジャニーズ、アイドルグループとしては、異色中の異色で、まさかのお笑いを軸(軸かどうかしらんけど)としているし、CDも出してないらしいし、とにかく変わってる。
失礼だけど、他のジャニアイドルと比べたら、もっとカッコイイ人、もっと歌上手い人、もっとダンス上手い人は、いっくらでもいると思うのよ。
だけど、そのお笑い能力と、ゆるくて親しみやすい愛されキャラと人柄で、なかなかの売れっ子なわけで。
実際、私はジャニの中でふぉ~ゆ~が一番好きだし。
ほんとに、Only1,NOT no.1を地で行く人たちなのではないかと。
そのふぉ~ゆ~の特長を、ホストの世界を通して浮き彫りにしてるのが、素敵だったです。
見る前は、ふぉ~ゆ~が主役なわけだから、ふぉ~ゆ~が、すっごいカッコイイホストに成長して、Black shipに勝つっていうストーリーだと思った。
ジャニっぽく、キラッキラの王子なって、キメッキメのホストになって、女子をメロメロにして、圧勝!!みたいなんだろーなと。
そして、そうだったらあんまり面白くないな、とも思ってた。
でも違った!!
ふぉ~ゆ~、頑張ってたけど、それでも最後まで、素人みと田舎の人情味あふれる、(良い意味で)プロっぽさの感じられないホストだった!!!
だけど、そのまっすぐで純情なところとか、一芸(!?)とかで、確実に好感度上げてたし、それよりも何よりも、人柄と日頃の行いの報いで、茉莉花ちゃんや宝くじのおばあちゃんを味方につけて、実力でなくて(笑)人柄と人とのつながりの力で勝利したっていうオチが、Only1なところというか、ふぉ~ゆ~のキャラに合ってるっていうか。
すごくしっくりするラストで良かった。
ふぉ~ゆ~が、バリバリギラギラのホストにならなくて、あの純朴なキャラのままで、本当に良かったと思った。
ほんとに、表現方法といい、キャラの生かし方といい、ふぉ~ゆ~の魅力を生かした良い作品だった。
(って、ふぉ~ゆ~のファンみたいになってるけど)
やっぱり今人さんは天才やな。
楽しかったー