2021.3.14

w-inds.Online Live Show 『20XX THE MESEUM』

 

w-inds.20周年おめでとうございます!!

 

このご時世で20周年を迎え、ライブはどうするのだろうと思っていたけど、完全オンラインライブという形に。

 

そりゃあ生ライブが一番いいだろう。

だけど、ライブをするのは感染対策も大変で、人数制限もあり、移動の制限があるので遠征組は来れない、東京にいても家庭環境や職種や体調によって控える人も多いはず。


本当に限られた人数がまばらに座ってペンラを振り、大多数の来れない人は爪を噛んで、会場で盛り上がっている人を画面で見ることになったはずだ。

今日、私はそうなるはずだった。(私事ながら、先月3人目を出産したばかりなのである…)

15周年の時も長男の出産後で行けず、オンラインすらなかったので、ただ黙って爪を噛むしかなかった。

 

だから、オンラインでアーカイブもあり、全国津々浦々の、いや世界中のw-inds.crewが平等に見れるライブにするなんて、素晴らしいと思ったし、そういう選択をしたw-inds.は、『生ライブをしたい』という気持ちもあっただろうけど、それよりも『条件の違うみんなが同じように楽しめて祝えること』そして『みんなの安全』を、選んでくれたということだ。


他の舞台や演劇は今、感染対策をしつつ公演しているものも多い。そういうのは、見たい人だけ、来れる人だけ来たらいい類のものだと思う。

だけどこれは、w-inds.の20周年をみんなでお祝いするライブ。来れる人だけ来てくださいってものじゃないんだと思う。来れない人も全員、家で見て欲しかったんだと思う。

生でやることよりみんなが見れることが大切な、ライブだったんだな。

 

そして内容も、どこかのライブ会場でやってるのを中継するだけだと思ってたから、オンラインって臨場感ないし集中できないんだよなー、どんな感じかな、楽しめるかなって思ってたけど、完全オンラインを生かして、謎の建造物に『MUSEUM』風に過去のツアーのポスターを飾り、その中を移動しながら色々な場所でのパフォーマンスを見て回るような、MV風なようなRPGの世界風なような、映像アートに仕上がっていて、驚いた


映像作品として楽しめたから会場にいないことが気にならなかったし、本当にw-inds.の歴史が飾られた踊る博物館を回っているようで、というより、RPGとか脱出ゲームみたいな感覚がして(笑)ワクワクした

 

これはライブ会場ではできないことだし、ほんとに、コロナを、オンラインを、逆手にとったなー!!!って舌を巻きました。

 

 

曲の感想は、細かくは省きます。

アーカイブ見て細かいこと書きたくなったら書き足すかも。っていうかセトリ合ってるか確認したいし。。

 

Beautiful Now

DoU

We dont need to talk anymore

Time Has Gone

 

まずは、階段を上がり、一つ目の会場へ。

最初はちょっと変わったライブ会場だな、くらいで、最近の楽曲のライブを普通に見ている感じだったけど、Time Has Goneの、下の階?を使った演出に、おお!?おもしろい!!って思った。

 

 

New World

Let's get it on

Listen to the Rain

Be as One

 

別の部屋へ移動。New WorldのMVっぽい青いジャンパーで。

地下駐車場のような暗くてジメジメした雰囲気の部屋~駐車場のスロープみたいなとこ。イメージは、New WorldのMVのトンネルもしくはCAN'T GET BACKのMVの地下駐車場。EDMで暗い背景でバリバリ踊ってオラオラだった頃の感じ。

私が狂ったようにライブに通っていた時期の曲たちなので、感慨深かった。

Listen to the RainからBe as Oneの選曲と流れは渋い!!!20年分の曲をまとめたセトリにしてはマニアック!2人で歌うのがまた良い!

げりろんの、すぱどぅぱぷんぷん♪は涼平くんが!

 

 

IT'S IN THE STARS

ブギウギ66

TRIAL

 

また別の会場へ移動。建物の中庭っぽい感じのところ。IT'S IN THE STARSのMVっぽいジャケットできちんとした風。大人になりかけてジャケットでカッコつけちゃってる頃の印象。

TRIALが泣けた。リリースから10ン年、紆余曲折を経て今この曲を歌うことに、この歌詞に、何を思うのだろう。

 

 

another days

Long Road

Feel The Fate

Paradox

Forever Memories

 

今度は、暗い室内から明るい光の差す上層階へ向かう。なんか泣きそう。

ガラス張りで光の入る、白くて明るい部屋。イメージはLong RoadのMVの白い教会、あるいはLove is messageのMVのハウススタジオ。

白くて明るくて、華やかな若い頃の彼らのイメージ。

衣装もなんとなくその頃っぽいような、ラフで少年っぽい感じ。

キラキラしてて泣ける!

 

新しい曲から古い曲へ順番通りのセトリで、徐々に歴史を遡って昔へ思いを馳せていくような、w-inds.が子供に戻っていくような、不思議な感覚になって、良かった。

 

 

 

今回、龍一くんが脱退して初のライブとなったわけで、どうなるかな、どう感じるかな、受け入れられるかな、という不安がすごくあった。


だけど、龍一くんがいないことは全く気にならなかった


2人だけの世界観、歌割りやダンス、フォーメーションをしっかり作り上げていて、それがむしろ素敵で、穴を埋めているというより2人であることをうまく生かしているように思えた。

元々龍一くんパートだった部分を、涼平が歌ったり慶太がラップしたりと、それがまた面白くて。慶太が歌っていた部分も涼平と2人で分担していたり、バランスが随分変わったけど、良いじゃない!!と思った。


それでいいのか?龍一くんがいなくてなんとも思わない自分は薄情なのか!?という気持ちもあって複雑なんだけど。

 

だけど、そう思えるほどの2人体制w-inds.を作り上げた2人は本当に凄いし、龍一くんの不在で寂しい思いをさせないように、二人でもできることを証明するように頑張ってくれたんだと思うし、続けてくれてありがとう、新しいw-inds.を見せてくれてありがとう、このw-inds.も気に入ったし、この形でいくんだ!って強さを感じられたから、ついていこう、って思えた

龍一くんには色々思うところがあったけど・・・なんかこの作品を見て、龍一くんのことは吹っ切れた。


色々あったけど、20周年を迎えられて、本日のパフォーマンスを見れて、良かった!


おめでとうございます!!