乗車記第3弾は、お盆休みに「SLばんえつ物語
号」に乗ってきたので、ブログで上げていこうと思います!
2023年8月12日(土)。ここは、JR新潟駅。
上越新幹線、信越本線、越後線、白新線の4路線が乗り入れるターミナル駅。駅の高架化工事は完了したものの、駅の内装やバスターミナル・駅前広場はまだまだ工事中。
使う切符は「青春18きっぷ」。期間内で5回分5日間 JRの在来線(快速•普通列車)が乗り放題!1回あたり2,410円で移動することができます✨
新潟駅で18きっぷ3回目の印を押してもらい、
ホームに移動、JR信越本線 普通 新津行きに乗車。タマゴハムサンドのE129系で来るのかなと思ったら、電気式気動車のGV-E400系でしたw
新潟駅から約20分ほどで、新津駅に到着。
3番線ホームに移動したら、お目当ての列車が入線していました。
今回乗るのは、「SLばんえつ物語」です。
JR磐越西線の新津と会津若松 間を土休日を中心に1往復する JR東日本の観光列車「のってたのしい列車」の1つです。方向幕はばんえつ物語専用のが使われてます。
私自身、SLに乗るのは、JR信越本線の「SLぐんまよこかわ」、真岡鐵道の「SLもおか」、東武鉄道の「SL大樹」に次いで4回目(*´▽`*)
使われてるSLは「C57 180号機」。今年度は「喜寿」を記念して特別なヘッドマークを付けてます。
客車は12系。ばんえつ物語専用の塗装の編成が使われています。
新津駅のホームで弁当が売っていたので乗車前に購入。何を買ったかは後ほど…
SLばんえつ物語号 に乗車
座席は赤色のボックス席になっていて、座り心地もなかなか。リクライニングなどの機能は勿論ないです。
さて、出発前に車内がどうなっているのかを探検を!
大正ロマンが漂う内装✨✨。客車は全部で7両編成。
まず、2・3・6号車と5号車の一部は、私が乗ってる普通車指定席でボックスシートが並んでます。
4号車は展望車、フリースペースとなっていて、ここで座りながら景色を眺めることもできます✨✨(*´▽`*)。
4号車の展望車には、電車にはまずない 郵便ポスト があり、車内のポストに投函すると「SLばんえつ物語」オリジナルの消印を押してくれて、宛先に送られるそうです(*≧∇≦)ノ
5号車には、車内販売コーナー(売店)があって、SLばんえつ物語のグッズ、お弁当、ビールなどの飲み物、コーヒー、おつまみ、アイスが売っていました。
先頭の1号車は「オコジョ展望室車両」。遊具が置かれていて、子供向けのフリースペースになっています。木のモニュメントみたいなのが立ってるのも特徴。
会津若松方面なので、目の前でSLを眺めることができるのも良いですよね♪(*´▽`*)
最後尾の7号車は「グリーン車🍀」になっていて、1+2の座席や展望スペースの外観や内装で既に高級感で溢れてます。
ちなみに、グリーン車は快速ですがグリーン車指定席の扱いのため「青春18きっぷ」を乗車券として乗ることは出来ません。
本当は、グリーン車に乗りたかったんですが、今回 私は18きっぷを使ってるので断念。次乗る機会があれば、乗ってみたいです✨(*´▽`*)
トイレは洋式。匂いだけは正直キツかった💦
洗面台は綺麗で自動水栓(※洗剤も自動)になっていて、洗面台周りは古めな客車らしからぬ設備で驚いたw
C57 180号機のSLが大きな汽笛を鳴らし、ホームで多くの人に見送られながら新津駅を発車。会津若松まで約3時間33分の旅が始まりました!
出発するとすぐに、JR信越本線と分岐します。
今日は、父親と2人で乗ってますが、見知らぬ人と相席が嫌だったので指定席券は4人分取ってます。
まず、列車は越後平野を西の方向へ山に向かっていきます。展望車の窓は湾曲していて、まるで2階席から見ているような景色です✨( *´꒳`*)
SLの煙を見ながら眺めるのも良き♪
さっそく、5号車の売店に行って、SLばんえつ物語のキーホルダー、信州りんごジュース、新潟ということで「こしひかりジェラート」を買いました。
こしひかりジェラートは甘味はあるけど、お米の味がしっかりしてて中々の美味しさでした( *´꒳`*)
列車は、山間部に入り阿賀野川沿いをゆっくりと走っていきます〜
駅メモをしながらゆったりしてると、新津を出て約1時間で、新潟県阿賀町の 津川駅に到着。
ここで、SLの給水・点検・整備のために15分ほど停車。
乗客らは外に出て記念撮影🎵(*´▽`*)✨
C57形は、新津から会津若松を走る間に約3トンの石炭と約20トンの水を消費してしまうということ。製造から77年が経ったSLを動かすのもそうですが、それを維持・整備するのも大変そう💦
客車はディーゼルエンジン(つまりは電源車)で照明・空調などを動かしてるそうで、列車を動かす動力はSLに頼っています。
津川駅を発車し 次の鹿瀬駅を通過すると、JR磐越西線で最長 約2kmに及ぶ「平瀬トンネル」へ〜
窓締めをしていても、SLの白い煙が、匂いや目で分かるぐらい車内に充満しました。
ビニール袋をよく見ればわかると思いますが、煤で着いて少し黒ずんでるのがわかりますか?
SL ばんえつ物語弁当
新潟県から福島県へ
食べ終わった頃には県境を越えて、列車は福島県に入っていました。
食後に、再び売店へ
次に買ったものは、「シンカンセンスゴクカタイアイス」で有名なスジャータのバニラアイス♪🍨🧊
近年、車内販売は縮小傾向で列車の車内で買うアイスを食べるのも貴重になってきた印象があります。
もはや伝統芸能w
期待通りの硬さです。個人的には、ハーゲンダッツのアイスよりもスジャータのアイスの方が好きですww
展望車でアイスを食べてたら、野沢駅に停車、すぐに発車。
展望車は眺望性が良くて景色を眺めるには最高です✨✨( *´꒳`*)
トンネルに入ると、間接照明でとても良い
展望車でゆったりと景色を眺めていたら、福島県喜多方市の 山都(やまと)駅に到着。
ここで、2回目のSLの給水・点検・整備を行うため、10分の停車。
津川駅と同じく、外に出て記念撮影やSLを撮ったりと乗客らは停車中に楽しんでましたw
山都駅を発車してすぐに、一ノ戸川橋梁を渡ります。車両への展望を遮るものがなく、SLばんえつ物語号を撮るには絶好の撮影ポイントとして、鉄道ファンには人気の撮影地です。
実際、橋の周辺で撮ってる撮り鉄の人達が多くいましたw
列車は、山間の地形を抜け、会津盆地へと入っていきます。
喜多方駅の手前で、濁川橋梁を渡ります。
去年の大雨で橋が崩落し、磐越西線が約8ヶ月の長期運休の原因となった場所です。下に土のうのようなものが積まれていて、運転再開してもまだ復旧工事が続いてるんだなと感じさせます。
喜多方駅に到着。引退予定の観光列車「フルーティアふくしま」を見ることができました!o(>∀<*)o
ここまで来れば会津若松は近くなり、SLの旅はもうすぐで終わりです。
SLは会津若松に向かって、会津盆地の中を走っていく。
新津から約3時間半で、終点の会津若松駅に到着。
3時間以上お世話になったSLとお別れ。
SLばんえつ物語号の旅は長いようで短くて楽しかったです✨(*´▽`*)
会津若松駅に着いて、お土産を買った後は 18きっぷを使って、普通列車を乗り継ぎながら首都圏へと帰りました。
次、SLばんえつ物語を乗る機会があれば週末パスを使ってグリーン車に乗りたいです( *´꒳`*)
次回(乗車記第4回)
※現時点では未定
※第4回は投稿時期未定です。
決まり次第、Twitterでお知らせします🙏