55.●また追加点を奪えず逆転負け(6/6) | もも九のブログ

もも九のブログ

野球と音楽が大好き。ベイファン。アイドル記事多いけどアイドル以外も色々好き。野球論書いたり作詞してみたり、分析・妄想・考案の要素が多め。いつか仕事に繋がると嬉しい。野球データは「データを楽しむプロ野球」さんのものを主に参考にしています。

DeNA 1-3 オリックス

 

DeNAは初回、筒香の適時三塁打で1点を先制する。その後は再三の好機を生かせず追加点を奪えなかった。投げては、先発・石田健が1回無失点で降板となるも、2番手・京山が3回1安打無失点の好救援。しかし、6回に牧の失策から同点とされると、8回には山崎が勝ち越しを許し、9回には徳山が追加点を与えた。

 

■オースティン

残りホームランでサイクルヒットという3安打の活躍。ずっと数字以上に状態が良い。

 

■佐野

得点圏で2度凡退するなど4打数無安打。5月上旬頃には圧倒的な勝負強さを見せていたが、なぜか2番起用された5/12以降は21試合でわずか1打点。それも唯一の打点はソロによるものである。主に3番or6番で起用されていながら、20試合もタイムリーが出ていないのは異常だ。どう対応するかは難しいところだが、こうなっている現状にはチーム力の低さを感じる。もちろん本人の問題でもあるし、選手の力を引き出せない首脳陣にも問題がある。

 

■山本

気になったのは9回の守備。徳山のワイルドピッチで追加点を与えた。ワイルドピッチとはいえ、それを止めるのが捕手の仕事である。さらにその後、捕逸で進塁を許す場面があった。おそらくサイン違いなのだが、徳山と会話することなく次のプレーへ。こういう場面で捕手がタイムをとらないのは珍しいだろう。このところは守備面で精彩を欠いているように感じる。表情からしても疲れが出ているように見える。元々笑顔が特徴的な選手でもあるだけに少し心配だ。

 

■石田健

左肩の違和感により1回無失点で降板。

 

■京山

ストレート中心の投球で3回1安打無失点。ただ、初球が浮き勝ちでボール先行も多かった。2イニング目に入って球速が落ちたのも気になるところ。前回登板では最速155キロを計測しているが、過信したピッチングをしていると痛い目にあうだろう。制球面をしっかりと磨いてほしい。

 

■山崎

同点の8回に登板し、先頭打者を4球で歩かせたところからの失点。2死二塁での太田との勝負は初球から3球連続ボールで不利なカウントをつくり、結果的にヒットを打たれた。2死一三塁となって西川を迎えると、初球をはじき返されて勝ち越しを許した。ほぼ真ん中のストレートで、打球がフェンスを越えなかったのが救い。失点するにしても内容が悪すぎる。

 

■采配

1点ビハインドの8回1死三塁。3番・牧のショートライナーで代走・神里が飛び出して併殺。三浦監督の試合後コメントによるとギャンブルスタートだったとのこと。つまり神里は悪くないと。ギャンブルの必要はあったのだろうか。ギャンブルスタートに価値がでるのは、打球が内野ゴロになった場合のみである。逆に言えば、打者がとにかく転がすことで1点を奪う作戦。牧にそれを求めるのは間違いだろう。どちらかと言えば、最低犠牲フライという打撃を求めるべきである。仮に牧で点が入らなくても、ネクストには4番・筒香が控えていた。筒香に対する期待はファンの中でも分かれるところかと思うが、少なくとも4番起用している首脳陣は期待していないとおかしいのだ。それなのに何故そんな作戦を選んだのか、理解に苦しむところである。

もっと言えばマウンドの本田は奪三振率の高いフォークピッチャーであり、そもそも内野ゴロになる確率も低かったはずだ。