JR横須賀線の秘境駅、田浦駅から歩いて次の目的地に向かいました。
田浦駅のブログはこちら💁♂️
もうお分かりかと思いますのでネタバレしますが、JR田浦駅から向かったのは京急線の駅です。
国道16号線を15分ほど歩いて目的地に到着しました。
第5弾は京急線
今回の秘境駅は、京急線です。
京急線は、東京都港区の泉岳寺駅から神奈川県横須賀市の浦賀駅までの72駅で構成されている路線です。
(京急線ホームページより)
皆さん、京急線の終点って三崎口駅だと思っていませんでしたか?
実は、京急本線の終点は浦賀駅になります。
そして、堀ノ内駅から三崎口駅までは京急久里浜線という支線です。
神奈川県内の秘境駅ということで、京急川崎駅から三崎口駅までが対象駅となります。
もちろん大師線、逗子線、久里浜線も対象駅です。
京急線の秘境駅はここだ!
京急のホームページを見ていたら、秘境駅を決める材料となる情報が掲載されていたので採用することにしました。
(京急線ホームページ)
これまでは、別の資料に載っていた1日平均の乗客数で秘境駅を選んでいましたが、京急線は上記の資料を基に選びます。
それでは、ワースト3の発表です!
ワースト3:京急大津駅(3,806人)
ワースト2:神奈川駅(3,713人)
そして、ワースト1に輝いた(?)駅は!
(ドラムロール)
安針塚駅です!
(神奈川県横須賀市長浦町2丁目)
1日平均の乗降客数は3,674人と僅差でしたが、見事ワースト1の秘境駅となりました。
安針塚という地名はない
安針塚駅の周辺には「安針塚」という地名はありません。
安針台という地名はあります。
元々は、軍事物資を運ぶための駅で、軍需部前駅という名称の駅でした。
と、調べたら出てきました。
では、なぜ安針塚駅という名称になったのでしょうか?
話は江戸時代に遡ります。
安針塚駅の由来
江戸時代、徳川家康の外交顧問として仕えていたイングランド人のウイリアム・アダムスという人がいました。
ウイリアム・アダムスさんは、日本では「三浦按針」と名乗っていたのです。
安針塚駅から徒歩20分ぐらいの所に塚山公園という公園があるのですが、その場所に奥さんと一緒のお墓があります。
三浦按針の墓、つまり「安針塚」ということです。
安針塚駅周辺には何がある?
安針塚駅の駅前には、なんと!スーパーマーケットがあります。
その名も、京急ストア。
私も店の中に入ってみましたが、ごく普通のスーパーでした。
思ったよりお客さんがいたのが印象に残っています。
あとは、消防署の出張所とコミュニティセンターと小さい店舗が数軒、それぐらいです。
そして、ちょっと驚いたのが、安針塚駅の駐輪場は無料でとめられるんです。
放置どころか、がっつり廃棄されているのですが...
安針塚駅周辺は、ほとんど山に囲まれており、谷の部分の僅かしかない平坦な場所に住宅が建っています。
(安針塚駅ホームから見た景色)
山の上にも家が建っていますが、その場所が急傾斜地であるのは間違いありません。
かつてベイスターズの練習場と選手寮があった
安針塚駅から歩いて10分ほどの場所に、プロ野球横浜DeNAベイスターズの練習場と選手寮がありました。
(現在は横須賀市夏島町に移転)
2016年、ベイスターズが球団初のクライマックスシリーズ出場を決め、その試合を観戦するためにパブリックビューイングの会場となったのです。
京急線で最も乗降客数が少ない駅にベイスターズファンが殺到し、安針塚駅周辺で警察官による交通整理が行われました。
私も当時は現地にいましたが、人で溢れかえった安針塚駅は初めてです。
もう、あんな光景は二度と見られないと思います。
さて、京急線の秘境駅「安針塚駅」の現地レポートはこの辺にしておきます。
次回はどんな秘境駅に行こうか思案中ですが、せっかくなので「無人駅」にでも行ってみようかと思います。
それではまた、どこかの駅で🖐