今日のドトールの珈琲のお供は、

前回に引き続き、

千早茜著「透明な夜の香り」

 

異常に発達した嗅覚を持つ調香師が、様々な依頼を受ける。

失踪した娘の手がかりを香りから探そうとする親もいた。

警察犬よりも優れた嗅覚としかいいようがない。

 

※※※

20年くらい前の一時期、キャバクラに通ったことがあった。

不思議な世界だった。

 

キャバクラでは、客はもてもてになる。

キャバ嬢は指名をしてもらえるように、

メルアドの交換(当時lineはなかった)をせまり、

しなだれかかり、客の足に手を置いたり、

足と足をくっつけたり…

日常生活では、絶対にそんなことはない。

 

そして、

「今度ご飯一緒に行こう(。・ω・。)ノ♡」と言われる。

これは意訳すると、

「今度同伴出勤しましょう」ってことである。

 

こうして客は、この女、俺に気がある。

~と壮大な勘違いをすることになる。

 

お目当てのキャバ嬢ができたら、

目標となるのは、店外デートである。

そうなると、客とキャバ嬢の立場が逆転する。

 

客はキャバ嬢に気に入られようと、

ドリンクを注文したり、ボトルを入れたりする。

ドリンクは一杯2000円から3000円する。

ボトルにいたっては、1万円から100万円くらいまである。

 

それなりに散財すれば、

営業の一貫として店外デート(お食事)に応じてくれるケースはある。

すると次の目標は、ラブホテルとなる。

 

さすがにそこまで到達する客は、少数である。

でも、ゼロではない。

ゼロではないから、一縷の望みを抱いて、なお一層散財することになる。

 

キャバ嬢は、ほとんどの場合、やらせることはしない。

しかしいかにも、やらせてあげるかもしれないそぶりをして、

長期間にわたって、客を引っ張れるかが腕の見せ所である。

 

そしてある日、客は(私は)目覚める。

職場で全然もてない男が、キャバ嬢にもてるわけがないのだ。

 

それなりに散財した私は、キャバクラを卒業した。

 

皆さんは、キャバクラにはまる男をどう思いますか?