今日のドトールの珈琲のお供は、

前回に引き続き、

坂上泉著「渚の蛍火」

 

アメリカ占領下の沖縄、日本に返還される直前のどさくさに、

100万ドルの紙幣の強奪事件が発生する。

1ドルが308円の頃である。

 

※※※

鏡で自分の顔を見ると絶望的になる。

まさにそこに「The老人」がいるからだ。

頭頂部の髪は完全に消滅して、前髪が少しと両耳の上に若干残っている。

前髪は風前の灯で、近いうちに両耳の上だけ残るだろう。

つまり、磯野波平のような典型的な老人髪型である。

髪の毛は白髪である。

顔はところどころ焦げ茶色のシミがあり、全体的にくすんだ土気色をしている。

 

このまま放置していいのだろうか。

鬘をつけたり植毛やらアートネイチャーするべきか。

お肌はエステでもするか。

まあでもそんな悪あがきをしても、何にもならない。

今更何やっても女性にもてるわけもなく、もててもどうにもならない。

 

その点女性はいいと思う。

髪の毛は普通に残っているだろうから、黒や茶に染めればいい。

顔は、ポンポンでシミを隠すことができる。

 

老人に見られることでメリットはあるか?

*優先席に座りやすい。

*老人だからと、できないやらない言い訳ができる。

*各種割引サービスがある…らしい。

この程度ではどうにもならない。

 

逆にデメリットはあるか?

*席を譲られて屈辱を味わう。

つまり、老人なのに老人扱いされることが腹立たしい。

 

老いたくない。若返りたい。また20代の体になりたい。

そしてたくさん恋をしたい。

どういうわけか、勃たないのに助平心は残っている。

助平な老人は気持ち悪く見られる。

→デメリットのひとつである。

 

皆さんは、老いた顔と体を受け入れられますか?