今日のドトールの珈琲のお供は、
桐野夏生著「路上のX」
両親が夜逃げしたため、
主人公の少女(高1)は叔父の家に預けられた。
そこで叔父の妻から様々ないじめを受ける。
そして家出、渋谷へ
少女はどうなってしまうのだろうか?
※※
最近、ヤフーニュースを見て衝撃を受けた記事がある。
**
キングコング西〇亮〇氏がXでこうつづった。
「僕の現場で挨拶をしないヤツは光のスピードでクビにします」
**
私は恥ずかしいことに、挨拶が苦手である。
60年以上生きてきて、情けない話しである。
マンションに住んでいるが、
敷地内・建物内で住民に出会うと、
挨拶をするべきかどうかすごく悩む。
向こうから挨拶してくれれば、何も問題ない。
それには、ちゃんと返礼できる。
しかし自分からとなると、もじもじして会釈だけで終わらせる。
ごちゃごちゃ考えないで、さっさと挨拶しろ!
と皆さん思うでしょう。
でもねえ、小心者・人見知り・恥ずかしがり屋・HSPな人間はできない。
社会人失格と言われても仕方がない。
在職中はやたら挨拶にうるさい人がいた。
仕事の基本は挨拶にあり、挨拶ができない奴は無能だ。
という持論があるようだ。
挨拶の重要性については、まったくその通りである。
ただ、40年近い会社生活でわかったことだが、
挨拶と仕事の能力はまったく別物である。
むしろ、無能な上司が自分の能力の無さをあやふやにするために、
やたら挨拶云々をまくしたてているように思えてならない。
上司は部下を光のスピードでクビにするよりも、
まずは自分から積極的に挨拶をすればいいだけだ。
最近たまにしか寄らないスタバで嬉しいことがあった。
女性店員から、
「あら~、来てくれたのありがとう」と声をかけられた。
こんなこと長い人生で初めてである。
毎日通うドトールでもありえないことである。
声をかけられるのは、
自分に気を遣ってくれるということで、嬉しく感じる。
恐らく挨拶の良さはそこなんだろうね。
人間関係を円滑にしてくれる。
皆さんは、近所の人に自分から挨拶してますか?