今日のドトールの珈琲のお供は、

桐野夏生著「路上のX」

 

両親が夜逃げしたため、

主人公の少女(高1)は叔父の家に預けられた。

そこで叔父の妻から様々ないじめを受ける。

そして家出、渋谷へ

少女はどうなってしまうのだろうか?

 

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最近、ヤフーニュースを見て衝撃を受けた記事がある。

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キングコング西〇亮〇氏がXでこうつづった。

「僕の現場で挨拶をしないヤツは光のスピードでクビにします」

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私は恥ずかしいことに、挨拶が苦手である。

60年以上生きてきて、情けない話しである。

 

マンションに住んでいるが、

敷地内・建物内で住民に出会うと、

挨拶をするべきかどうかすごく悩む。

向こうから挨拶してくれれば、何も問題ない。

それには、ちゃんと返礼できる。

しかし自分からとなると、もじもじして会釈だけで終わらせる。

 

ごちゃごちゃ考えないで、さっさと挨拶しろ!

と皆さん思うでしょう。

でもねえ、小心者・人見知り・恥ずかしがり屋・HSPな人間はできない。

 

社会人失格と言われても仕方がない。

 

在職中はやたら挨拶にうるさい人がいた。

仕事の基本は挨拶にあり、挨拶ができない奴は無能だ。

という持論があるようだ。

 

挨拶の重要性については、まったくその通りである。

ただ、40年近い会社生活でわかったことだが、

挨拶と仕事の能力はまったく別物である。

むしろ、無能な上司が自分の能力の無さをあやふやにするために、

やたら挨拶云々をまくしたてているように思えてならない。

 

上司は部下を光のスピードでクビにするよりも、

まずは自分から積極的に挨拶をすればいいだけだ。

 

最近たまにしか寄らないスタバで嬉しいことがあった。

女性店員から、

「あら~、来てくれたのありがとう」と声をかけられた。

こんなこと長い人生で初めてである。

毎日通うドトールでもありえないことである。

 

声をかけられるのは、

自分に気を遣ってくれるということで、嬉しく感じる。

恐らく挨拶の良さはそこなんだろうね。

人間関係を円滑にしてくれる。

 

皆さんは、近所の人に自分から挨拶してますか?