今日のドトールの珈琲のお供は、

久坂部羊著「善医の罪」

 

本書の中で、延命治療末期の残酷な状況が綴られている。

~全身に浮腫が生じて、手足は丸太のようになり、腹部が膨れ上がる。まぶたも腫れて、顔全体も膨れて、口から舌もはみ出したりする。皮膚も黄疸で黄色から緑褐色になって、最後はどす黒い土気色になる。あちこちから出血して、下血も増えて真っ黒な血便が肛門からあふれます。そうなると部屋中ものすごい臭いがします。

 

※※

上記のようになりたくないので、なんとかしてピンコロで逝きたい。

でもそんなにうまくいくわけない。

 

最近のニュースによると、2040年には認知症が約584万人、

軽度認知障害が約613万人にのぼるとのことである。

認知症は65歳以上の高齢者のおよそ15%、6.7人に1人の割合になる。

 

恐ろしい話しである。

私は今まさに当事者だからだ。

 

そういえば、

*テレビドラマの前回のストーリーが思い出せない。

*小説を読んでいると、前日読んだ分が忘れている。

 

少しずつ少しずつ、ボケていくのだろうか。

 

では防ぐ方法はあるのか?

麻雀や囲碁がいいらしい。

でも面倒くせえ。相手がいないとできないのは、わずらわしい。

 

高血圧・高脂血症・肥満に要注意らしい。

ってことは、ボケていない老人は、

低血圧・低コレステロール・痩せ…なのかね。

とてもそうは思えない。

 

特に血圧を低くすると、脳に行く血流が滞って、

かえってボケてしまんじゃないの?

 

結局のところ、

毎日のんべんだらりんと怠惰な生活を送ることになる。

好きなことしかしない。

好きな食べ物しか食べない。

 

それで生きていこうと思う。

 

いや実は、自分は絶対に認知症になることはないと思っている。

どんなに物忘れがあっても、

根拠はまったくないけど、そう思っている。

だって、今の自分が認知症になるなんて、とても想像がつかない。

 

皆さんは、自分が認知症になるって想像できますか?

 

まあもっとも、

認知症になったら、自分が認知症であることを認識できないだろうね。