今日のドトールの珈琲のお供は、

東野圭吾著「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」

 

コロナ禍で殺人事件が発生した。

マジシャンでもある被害者の弟が事件の解決をする。

それにしてもマスクだの仕切り版だのが出てくるのは、

読んでいるだけでうっとうしくなるね。

 

※※

憲法記念日もあり、改憲論議が盛んである。

で、いつも思うのだが、以下はどちらが正しいの?

 

A. 日本に憲法第9条があるから、他国は安心して軍備を増強しない。現に憲法発布後70年以上他国の侵略を受けていない。

B. 第9条があるから他国は反撃能力がないと見て、侵略の機会をうかがっている。現に尖閣諸島近辺は他国の船舶に侵攻されている。

 

どちらもなるほどと思えてしまう。

 

さらに関連した疑問がひとつ。どちらが正しいの?

 

C. 軍事基地があると、そこが標的にされるから危険である。戦争の呼び水となる。

D.軍事基地があると、反撃されることを恐れるので、抑止力があり戦争を防げる。

 

どちらも正しいと思えてならない。

 

で、私はAとDを支持したい。

不戦の憲法を維持して、軍事力を増強する。

 

矛盾していることは間違いないが、これで日本は安泰である。

 

私は小心者なんで、

手を出しません。侵略しません。

と相手に宣言してご機嫌取りをする。

 

その裏で鎧と兜と盾と矛を用意する。

これが違憲かどうかなんて、知ったことではない。

 

もし第9条を改正してしまえば、

どんな内容にしても、

日本は侵略国家になったと思われるに決まっている。

すると、他国はそれに合わせて軍備を増強してくる。

 

皆さんは、ABCDのどれを支持しますか?

さすがに答えにくいかな。