今日のドトールの珈琲のお供は、

宮本輝著「春の夢」

 

本作のように、

ゆったりとした文体で書かれる青春ドラマには、癒される。

 

※※

無職の日々は、

毎日同じような暮らしをしている。

今日も明日も同じ。

まあそれはそれでいいのだが、

たまに血沸き肉躍る刺激もほしいなと思うことがある。

 

で、昔から憧れの地である「夢の国」に行ってみたい。

でも私には一緒に行ってくれるお友達がいない。

子供も独立している。

女房は絶対にダメである。

女房と一緒ならば経費が2倍になる。

なにより、夢の国が色あせてしまう。

 

では一人で行くか。

しかし初老の男が夢の国に一人で行き、

イッツアスモールワールドに乗船する。

気持ち悪がられるのではないか?

 

パパ活サイトやデリヘルやレンタル彼女を使って、

同行してくれる女性を募るか。

でも長時間拘束では、気疲れが半端ないでしょう。

何より半端ない経費がかかる。

 

夢男が夢の国に行く夢は、夢破られるのか。

 

ひとつ考えられることは、

アトラクションは乗らずに、

敷地内を散歩だけするのはどうか。

これならば、孫の付き添いで、

孫がアトラクションに乗っている間の暇つぶし…

~を装うことで言い訳ができる。

 

しかし、

夢の国には、入場券がないらしい。

高額のパスポート代金は仕方ないか。

いやもったいない。

 

いつもあと一歩が踏み出せない。

こうして結局、夢のまた夢と終わる。

 

皆さんは、夢の国に最近誰と行きましたか?