今日のドトールの珈琲のお供は、

高橋昌紀編著「データで見る太平洋戦争‐日本の失敗‐の真実」

 

本書によると、太平洋戦争の死者のうち、

餓死・病死によるものが、60%をしめている。

即ち、作戦・戦略を立てるのが下手クソということだ。

兵站をはなから考えてない。

特に、インパール作戦なんてのは、

どうしてこんな馬鹿なことを考えたの?

というレベルだ。

 

ところで、

現代は平和な日々が続いている。

平穏な日々なだけに、

些細なことで腹を立てる日々でもある。

でも小心者ゆえ、何も反撃できない。

 

A. スーパーのレジで順番を待っていたら、

横からおばさんにさっと入られた。

腹が立った。

文句のひとつも言えない自分にも腹が立った。

 

B. ドトールで読書を楽しんでいたら、

横の横に座っていたおじさんが、

歯に何かはさまっているようで、

チュウチュウ音を立てている。

気になってしょうがない。

腹が立った。

抗議できない自分にも腹が立った。

 

C. 私は争いごとが苦手である。

だから誹謗中傷のコメントが来ても、

言い返すことはしないで無視する。

そんな自分に腹が立つ。

 

冒頭の本書の中で最高に腹立つことがある。

 

戦艦大和の沖縄への海上特攻である。

大和は砲座になるべく沖縄に向かったが、

出航後ほどなくして、撃沈された。

死者2740人

撃墜した敵機は、わずかに3機

 

こうなることは、容易に想像できただろうに、

いったい誰がこんな作戦考えたのか?

 

皆さんは、ABCのうち反撃に打って出るものはありますか?