無職の日々は、老いを感じる日々である。

 

自分の顔を自撮りで撮ってみると・・・・・・・

そこには、

よぼよぼに老けた「The老人」がいる。

 

俺ってこんなに老けてたのか、

気持ちだけは、50代後半くらいなのに。

 

いやだ、老人にはなりたくない。

年金をもらっても老人のつもりはない。

 

ちなみに、

ここ5年を振り返ってみても、

電車で席を譲られたことが一度もない。

これこそ、老人ではないことを証明しているではないか。

 

とはいえ私は果たして、

*席を譲られる側の人間か?

*席を譲る側の人間か?

 

非常に微妙な位置にあるような気がする。

もし席を譲られたなら、

ショックで寝込んでしまうかもしれない。

 

私だって、

90歳以上の杖をついてよぼよぼ歩く老人には、

席を譲ることがある。

 

でも、できれば座りたい。

先日、電車に乗りこむ際、

ひとつだけ空いていた席めがけてダッシュした。

うまく座ることができた。

すると同時に乗ってきた同年代の女性が、

座れずにうろうろしていた。

女性は荷物をたくさん持っていた。

 

少し心が痛んだ。

それでも席を譲るつもりはない。

別に席を譲るのは私でなくてもいいでしょう。

 

それに、

席を譲ったところで、

断られることがたまにある。

そのときのバツの悪さったらない。

 

なんで素直に座ってくれないの?

内心怒り狂ってしまう。

 

まあ、私のように、

「年寄り扱いをするな!」ってことかな。

 

年々老いを感じる機会が多くなってきた。

老いたくない。

老いを認めたくない。

席を譲られたくない。

でも、席には座りたい。

 

皆さん、ご老人に席を譲ってますか?