今日のドトールの珈琲のお供は、

前回に引き続き、

垣谷美雨著「うちの子が結婚しないので」

*以下ネタバレあり*

 

娘がなかなか結婚しようとしないので、

しびれを切らした両親が「親婚活」を始める。

 

親婚活とは、

親が子どもに代わって、お見合いパーティーに参加することである。

親同士が面談をして、お互いが気に入れば釣り書きを交換する。

もちろん、何人もの釣り書きをもらっても構わない。

 

家に帰って、子どもと一緒に釣り書きを見て吟味して、

いいなと思う相手にメール等で連絡をする。

相手もいいなと思ってくれれば、お茶でも…となる。

 

ここで疑問に感じるのは、

そこまでして結婚ってしなければいけないの?…である。

 

親婚活ってことは、子どもは結婚に乗り気ではない。

それを見かねて親がしゃしゃりでる。

子どもとしては、余計なお世話だよね。

 

本書は、子ども役である娘は一人っ子のため、

親からは、俺たちが死んだあとは一人ぼっちだけど、いいのか?

と攻め立てられ、娘はそれもそうかと渋々この話しに乗ることになる。

 

しかし婚活は困難を極める。

まともな男がいないからである。

*親の介護要員として期待される。

*共働きでも家事・育児を期待される。

*親と近居・同居を期待される。

*育児休暇中も生活費の折半を期待される。

*コミュニケーション能力がなく、会話が成り立たない。

 

まあ、婚活市場に出てくる男は、そんなものかもしれない。

まして親婚活ではね。

 

とはいえ、

本書では、娘は誠実な男性とやっとやっとようやく出会い、結婚を決める。

ハッピーエンドである。

結婚をハッピーなものとするなら、であるが。

 

親婚活は、親が相手の中身を厳しく吟味してくれるので、案外いいかもしれない。

 

皆さんは、子どものために親婚活したいと思いますか?

子ども世代の方は、親に自分に代わって婚活してほしいですか?

 

すべては、結婚すると幸福になると思っていることが大前提だよね。