毎月恒例の「気になる映画」のピックアップ記事。5月分・・・って、もう5月も終わりなんだけど。なので、いずれも公開中の作品ばかりです。公開日の早い順に挙げます。

 

『人間の境界』はアグニェシュカ・ホランド監督作品。ポーランドとベラルーシ国境で、人間として扱われない難民の物語。難民、ポーランドの国境警備隊員、難民支援者の3つの視点から描かれます。鑑賞済みながら、レビュー未。

 

『胸騒ぎ』はオランダ・デンマーク合作作品。公開直後から、鑑賞後、非常にイヤぁな思いがするという感想が聞こえてきています。

 

『ありふれた教室』はドイツ映画。中学校を舞台に、窃盗事件から次第に人間のイヤぁな面があぶり出されるらしい物語。ベルリン国際映画祭で賞を受けていますね。

 

『湖の女たち』は吉田修一の原作を大森立嗣が監督した作品。この組み合わせ、イヤぁな思いが残る映画に決まっている・・・

 

『ミッシング』は幼女失踪事件をモチーフにした𠮷田恵輔監督作品。ポスター画像からもイヤぁな感情が残ることが想像されます。

 

『碁盤斬り』は、落語「柳田格之進」を基にした白石和彌監督初の時代劇。スパッと白黒つけてもらいたいね。

 

『関心領域』は、アウシュビッツ収容所の隣で暮らす普通の家族の物語。無関心の怖さを描くのか・・・ 観おわって、明るい気分になるはずはないよなぁ。これは鑑賞予定。

 

あと注目のリバイバル作品として

『ピクニック at ハンギング・ロック』は、1975年製作のピーター・ウィアー監督作品。初公開時にも観ています。今回、久々に鑑賞しました。レビュー未。

 

『ソイレント・グリーン』は、1973年製作のリチャード・フライシャー監督作品。「人間がいっぱい・・・」になった先の衝撃の未来。テレビで何度も放映されて、何度か観ました。今回は、まだ観ていません。

 

と今月は「イヤぁな」の言葉が自然と出てしまうような作品ばかり。

だったので、ピックアップが遅れたんだよなぁ、と言っておきましょう。

楽し気、スカッとするような作品がなくもなかったんだけどね、食指が動かないんですよ。