1月も半ばになりました。遅くなりましたが、気になる映画のピックアップ。ここまでに公開される作品には気になるものが少なかったので、遅くなった次第。

 

『ゴジラ-1.0/C』(公開中)は、昨秋公開『ゴジラ-1.0』のモノクロ版。カラー版は鑑賞済み。モノクロになって、より第1作の精神に近づいたか、はたまた70年の年月を感じるほど遠のいたか。

 

『燈火(ネオン)は消えず』(公開中)は、現在の香港を舞台にした映画。ネオン職人を通して、中国に飲み込まれた香港をどう描くかに興味。

 

『サン・セバスチャンへ、ようこそ』は、ウディ・アレン監督作品。公開されるかどうか心配でしたが、公開しますね。過去作品より出演俳優が小粒な感じがするのは、事件の影響でしょうね。

 

『僕らの世界が交わるまで』は、俳優のジェシー・アイゼンバーグ初監督作品。母と息子の家族の物語。米国映画、王道のジャンルですね。

 

『哀れなるものたち』は、ゴールデングローブ賞受賞のヨルゴス・ランティモス監督作品。予告編を観るかぎりだが、かなりケッタイな映画みたいだ。エマ・ストーンがベティ・デイヴィスに見えて仕方がなかった。同監督作品、これまで未見なので、鑑賞前に予習しておきます。

 

『悪魔のシスター』は、ブライアン・デ・パルマ監督の初期作品、リバイバル。ビデオでは鑑賞したことがありますが、映画館ではまだなので、この機会に。あ、どこかの映画会社さんで『リインカーネーション』、リバイバルしてくれないかしらん。

 

『ノスタルジア』は、アンドレイ・タルコフスキー監督作品、4K修復版でのリバイバル。初公開時に鑑賞済み(のはず)だが、ほとんど思い出せないのは寝落ちしていたせいだろう。かつて、主催(司会進行)していた映画サークルで「眠ってしまった映画」のお題で話し合った際、会員の多くがタルコフスキー作品を挙げていました。

 

と最後の2本はリバイバルの旧作。ふだんはリバイバル作品はピックアップしないんですけど(ピックアップせずに観に行くことは多々ある)、今月この2本は鑑賞必至なので取り上げました。