今回は4本。いずれもクシシュトフ・キエシロフスキー監督作品で、U-NEXTの配信での鑑賞です。

 


『トリコロール/青の愛』 ★★★★
未完の協奏曲を中心にしてひとびとの思いがそれぞれに交差する物語はキエシロフスキー版『愛と哀しみのボレロ』といった趣。ジュリエット・ビノシュが得意とする、無表情で辛気臭い演技は、おそらく本作で確立されたのではありますまいか。
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『トリコロール/白の愛』 ★★★
三部作の第2作(白は「平等」の象徴)。三部作中唯一のコメディだけれど、後半、あまり笑えないのは、脚本のせいか、演出のせいか。
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『トリコロール/赤の愛』 ★★★★
三部作の第3作で、キエシロフスキー監督の遺作(赤は「博愛」の象徴)。禍福は糾える縄の如し・・・というのが、彼の映画の一貫したテーマなのかもしれません。
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『ふたりのベロニカ』 ★★★★
1991年作品。劇中の人形劇にシンクロとメタモルフォーゼが暗喩として描かれているキエシロフスキー監督版『ウィリアム・ウィルソン』といったtころかしらん。
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