12月に入って正月映画もそろそろ公開ですかねぇ。以前ほど「正月映画」って感じではないのですが、それなりに気になる映画が公開されます。
『ファースト・カウ』はケリーライカート監督作品。たぶん、ここ数年で評価が上がってきている監督です。特集上映で『ショーイング・アップ』という新作も公開されます。ほとんど、この2本をピックアップするだけで十分という感じです。
『枯れ葉』はアキ・カウリスマキ監督の引退宣言を撤回しての新作。本作を入れて3本で十分か。
『ポトフ 美食家と料理人』はトラン・アン・ユン監督作品。Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下がセレクトした新作劇映画なので信頼がおけるが、ひとつ壁を越えるところまで行く出来となっているかどうか。
『きっと、それは愛じゃない』はシェカール・カプール監督の新作。国境やジェンダーを越えた感じがするラブトーリー(壮大という意味ではなく)。妻が「面白そう・・・」と言ってました。
『市子』は杉咲花主演作。チラシも未入手なんですけど、リアルな女性映画を期待したいです。
『屋根裏のラジャー』はスタジオポノック製作のアニメ。これが今回ピックアップしたなかでは、いちばん正月映画らしいかな。スケール感もあり、エンタテイメント性もありそう。
ということで今回は以上。
公開中の『ナポレオン』や『エクソシスト』も気になるといえば気になるが、後に配信でもいいかなぁとも思う次第。
前者においては、映画館で観る要素は「スケール」だけではないからねぇと思い、後者においては、過去の続編を観てからみたいなぁと思うので。
気になる映画のピックアップを続けているのは、観た映画の記事は書くことができるが、観ようかしらんぐらいの吸引力の映画について残しておくのも、後日振り返りで有用かもと思っているからで、「ピックアップしたけれど結局観なかった映画」を自分なりに検証したいとも思っています。
ま、ちょっと時間的余裕もないので無理っぽいけど。