タバコの推移
急に思い立ち、タバコについての推移をざっくり調べてみた。
西暦 販売本数(億本) 喫煙率(男)
1960 1000 80%以上
1970 2000 80%
1980 3000 70%
1990 3000 60%
1995 3500 60%
2000 3200 55%
2005 3000 50%
2010 2000 40%
2020 1000 25%
販売本数のピークは1995年ごろで、喫煙率は下がる一方という
状況であることが分かった。
自分が吸っていた90年代頃はちょうど販売本数のピークで
男性は二人に一人以上は煙草を吸っていた頃だったことになる。
そういえば、その頃は煙草を吸わないやつのほうが珍しかったな。
90年代は自分の親世代が40歳・50歳台、自分たちも20歳台なので
団塊とそのジュニアがたくさんタバコを吸っていたんだろうな、と思われる。
駅や電車、飛行機、オフィスでもたばこは吸えた。最近はめっきり見かけ
なくなったけど。路上には吸い殻が普通にたくさんあった。
自分は2000年代に入って少したってから煙草をやめたので、それは喫煙の
時代の流れにもあっていたんだなと思った。
タバコを吸うと風邪をひきやすくなったり喉が傷くなったり、気分が悪く
なることが多くなったのがやめようと思ったきっかけだったと記憶している。
それに、世の中の風潮も禁煙に向かいはじめ、吸いにくくなってきたのも
あると思う。
これから販売本数も喫煙率もますます下がるけど、その下落が止まるのは
いつで、どんな状況なんだろう。。
異常気象について
昔に比べて最近は異常気象で気温が高い、という話をよく聞くが、
本当にそうなのか、疑問に思っていた。
子供のころはクーラーがなくても平気だったし、子供は暑さを感じ
にくいのではないか、といったことも考えたりしたけど、それだと
主観的になるので正確性に欠けると思われ、なにか良い情報は
ないかと探していたところ、以下の日立市天気相談所のサイトに
行きついた。
「平均気温の推移グラフ」
https://tenki.city.hitachi.lg.jp/obs/temperature
このページでは平均気温より高いと黄色、低いと青色で表現され
とても分かりやすい。そして今年(2024年)はほぼ黄色になっていて、
異常な年だったというのは納得できた。
ただ、2000年以降しかグラフがなく、しかも1年毎にページが
作られているので、過去数十年を俯瞰的にパッとみることができない
ので、Excelなどを使って自分で作ろうかと思っていたところ、
以下のページを見つけた。
「気温の経年変化」
https://tenki.city.hitachi.lg.jp/obs/contents/943
「天候のまとめ」
https://tenki.city.hitachi.lg.jp/obs/contents/924
そうそう、こう言うのが見たかった!
上記ページによれば、1950年代~70年代と90年代は、
やや寒いぐらいだが、80年代が突出して寒く、2000年と
2010年代はぱっと見普通で、2020年代は異常に暑い。
「暑い」という印象が顕著に表れる夏だけを見れば、
2010年以降は2012年と13年を除き、ずーっと平均より
暑くなっている。そして、特に2023年、24年は異常な
暑さとなっているので、直近の印象としても異常な
暑さと感じているのは納得感がある。
また、80年代が寒かったということについて、自分の
子供時代は実は気温がいつもよりも低かったというのが
はじめてわかったので、それで、余計に昔に比べて
暑くなったと感じているのだなとこれまた納得した。
それにしても、2020年代の暑さは異常だ。そしてよーく
見ると2010年代半ばごろから上昇傾向にあるようだ。
80年代に異常に涼しかったことを考えると、バランスを
とっている気がしなくもないが、果たしてこれがいわゆる
温室効果ガスの影響なのか、それを見極めるには、あと
5年、10年ぐらいかかるのではないかと思われる。
ところで、この日立市天気相談所は何者かと調べたところ、
気象庁の次に歴史があるそうで、さらに唯一の自治体直営の
天気予報業務をやっているところとのことで、やはり
ただものではなかった、と思いました。
https://tenki.city.hitachi.lg.jp/about
なぜ、日立市なのか、と調べたところ、日立鉱山の煙害
対策のために気象観測を行っていた、という歴史がある
そうです。なるほど納得しました。
煙害はもうなくなっているかと思いますが、これからも
ぜひ続けていってほしいものです。
邪馬台国阿波説
2年ほど前、邪馬台国九州説なるブログを書いておりましたが、
現在支持するのは邪馬台国阿波説です。
前回の九州説もそうですが、Youtubeにはいろんな説が出ており
どれも大変興味深く、面白いです。
その中でも阿波説が説得力があるなぁ、と思っている今日この頃です。
(2年後はまた違う説を支持しているかもしれません。。千葉説とか?)
でも、どの説も確たる証拠がなく、論争になってしまうのが
楽しいような残念なような気がしてなりません。
答えがどうしても知りたくなってしまいます。そして、その
答え合わせができる方法として有力なのは宮内庁管理の古墳調査では
ないかと思います。今も現役のお墓なので、調査できないというのは
よくわかります。ご先祖様のお墓はそっとしておいてほしいものです。
ここはひとつ、天皇陛下のお言葉として、歴史探求という名目で
古墳調査をお許しになってもよい、的なご発言をなさらないかなぁ、
と常々思っている次第です。最近の富雄丸山古墳の発掘調査の成果を
みていると、きっと歴史的な発見があるはず、と思えてなりません。
歴史を動かしうる証拠は宮内庁管理の古墳内にあるはずです。それと
阿波(徳島県)からも何か出てくるのではないかと期待しています。
迅速測図
じんそくそくず と読むらしいです。
この明治の初め頃の地図は、江戸時代とあまり変わらない地形・道路・
建物の様子を写し取ってくれている大変貴重な資料です。
それがネットで簡単に見れる、というとてもいい時代になりました。
江戸時代の地図ということは、その前の時代の人々の生活の様子もかなり
引き継いでいることと思われ、大げさに言えば、日本の歴史をも垣間見る
ことができる一次資料といえるかと思います。
その名の通り、素早く作ったものなので、多少粗いところがあるのかもしれ
ませんが、鉄道や車の道路が整備される前を記録したという意味は、
くりかえしになりますがとても大きく、貴重だと思います。
実家の周辺や、今住んでいるところなどを見るにつけ、新たな発見があり、
そして、過去に見たどの図よりも古く、それでいてかなり鮮明に記録が
されている。あのあたりの字名はこんな名だったのか、とか、あそこの
細い道が昔は主要な道路だったのか、とか、ここにこんな小さな橋がかかって
いたのか、などといった意外な一面もたくさん見ることができて、飽きない。
残念ながら関東地方の図しかないようだが、これは逆に言うと
関東地方に住んでいてよかった、とつくづく思ってしまいました。
日本の賃金が上がらないことについて
ニュースなどで、日本の賃金がどんどんほかの国に追い抜かれているということをよく耳にするかと思います。この話を聞くにつけ、少子化とか非効率な働き方とか、男女差別がなくならないとか、ゆとり教育とか、日本人は海外に出ていかないとか、逆に優秀な人材は海外に流出しているとか、いろいろ悪い点がその理由としてあがったりするかと思いますが、本当にそうなのか、そして、賃金が上がらないのは本当に悪いことなのか、というのをずっと疑問に思っていました。
一方で、今の日本人の暮らしはほかの国に比べると実はかなりうまくいっていて、貧富の差も少ないし、治安もよく安全で、品質も良く、食べ物も世界で一番おいしいし、長寿だし、公害なども少なくなって、事件や問題も少なく、街はきれいで、どこも清潔、そしてかつてないほどに暮らしやすくなっているという実感があります。(今の時代に生きれていることが本当によかったと思う今日この頃です。。)
これはつまり、賃金上昇を犠牲にして、この暮らしやすい生活をキープしているということであり、日本人独特のバランス感覚で、この世界の競争の中で、うまく立ち回って独自路線を歩んでいるのではないかと思い至りました。国の借金がとてつもない金額になっているのも、日本人の従順さ、信頼感、などに根差しているということで、他の国には真似のできないことなのではないかと思います。そのことをニュースでも言わないし、ほとんどの人は気づいておらず、文句や愚痴ばかりをいう風潮になっているのかもしれません。かつて、江戸時代、日本は他のどの国とも違う独自路線を進み、国民は貧しいけれど幸せ、という世界の中で暮らしてきたかと思いますが、また、その頃に戻ろうとしているのではないかと思います。
これからの少子化問題などの難局にもきっと日本人は将来うまく立ち回れるはず、と思えてなりません。
twitterの買収について
イーロンマスク氏によるtwitter買収が今話題ですが、
これについて、多少他人の話の受け売り的な内容ではありますが、
思うところについて書かせていただきます。
以前、このブログでも書きましたが、トランプ大統領のtwitter
アカウントが凍結されて以来、トランプ大統領の言葉を直に聞くことが
本当にできなくなりました。それは今(2022年秋)も続いている。
(アメリカではSocial TruthというSNSアプリで見れるようですが)
きっと、この状況をみたイーロンマスクは、まずい、と思ったのでは
ないでしょうか。インターネットの世界で言論封鎖ができてしまう、と。
(私もそう思ったくらいですから。。)
5.6兆円という買収額は、その、まずい、ということを回避する
ためには必要、という判断だったと思います。これは、日本での
ホリエモンによるフジテレビ買収の話に似ています。
そして、twitter買収後、トランプ氏のアカウントの凍結解除
(あるいはそれはしないけど、外部からの言論封鎖ができないように)
するためには、おそらく様々な既存勢力と闘うことになると思います。
これは、同じく日本の2チャンネルのひろゆきの闘い(罰金刑への反抗、
そして海外生活を余儀なくされるといった制約)を生む話に似ています。
そうならないようにするには、アルゴリズムの公開がカギとなっており、
これも、最近国内でニュースになった食べログのアルゴリズム公開の話に
似ています。
そしてそして、twitter社の収益の問題。大量解雇と有料化の話は、
NHKの問題(受信料未払い等)にどこか通じる話のような気がします。
NHKは大儲けしてそうなので、成功事例かもしれませんが。。
国内でのこれまでの「買収」「プラットフォーム」「公開」「収益」
といった権力闘争的な問題を一緒くたに大規模にし、さらに、不当解雇や
独裁といった問題も孕んだ今回のtwitter買収劇に当面目が離せないです。
既得権益者ではない人々のために良い方向に行ってほしいものです。
そして、付け加えて、イーロンマスク氏が日本の少子化、老害の問題を
喝破されたと聞くにつけ、うーん、ただものではない、と感じました。
遺跡発掘についての考察
日本の歴史にとって、弥生~古墳時代に特に重要な地である九州での遺跡発掘が
実はあまりすすんでいないのではないかと思われるのをきっかけとして、もし、遺跡
発掘が国内でもっと盛んになり、且つ、作業の効率化、コストダウン等が進めば、
新たな歴史の解明が進むのではないかと思われたので、このあたりどんな状況なのか、ネットなどで少し調べてみました。
・非破壊検査の現状
古墳であれば、ある程度埋設物のある場所が特定できるため
試掘で遺跡が発見される可能性は高いが、遺跡が広範に及ぶ
可能性がある場合は、非破壊検査が効率の面からも有効だろう
ということは素人ながらにも感じていた。ネットで探すと
地中レーダー方式というのが最もポピュラーであることが
わかった。ただ、その事例自体はそれほど多くなさそうであり、
精度についても、箱式石棺のような大きなものがようやく
判別できるほどで、目覚ましい成果が挙がっているとは
言い切れない。しかも深さも5m程度が限界らしい。ただ、
やみくもに掘るよりははるかによいとは思われる。大学の研究室が
若い労働力を使って調査しているのをちらほら見かけるが、
まだまだそれほど盛んではなさそうである。
・地中レーダー探査を行うには
レーダー機器は工事関係者がガス管や水道管の埋設を調査するのに
よく使われ、素人でも操作ができそうなものも出ているが、
レンタル(1日10~20万円ぐらい?)代は結構かかりそうだし、
もしそれで何か埋まっていることが見つかったとしても、何が埋まって
いるかまでは判別できないため、確信をもって発掘調査を行う
ことは難しそう。
・遺跡は嫌われ者?
更地に新たに建物を建てたいという場合は、その場所に遺跡がある
可能性が高い場合は、遺跡の有無についての調査が行われているようだが、
正直、下手に遺跡なんかが見つかったら、工期は遅れるし、余計なコストが
かかるわできっと嫌われていると思われる。個人的にはそういう傾向が
九州には強いのではないかと思われ、ちゃんと調べずに次々と遺跡の上に
建物が立っているのでないかと思われ、このために九州で画期的な
遺跡が見つかりにくいのではないかとさえ思える。
・遺跡発掘のモチベーションを高めるには?
土地を持っている人にとっては、遺跡はみつかってもそれほど
うれしくないし(歴史なんかあまり興味がない)、メリットは少なく、
そもそも見つけるのが大変だし、見つかってからも大変、ということでは、
遺跡発掘のモチベーションはきっと上がらないだろうとは容易に想像できる。
では、どうやってモチベーションを高めるのがよいか?
3つほど考えてみた。
①発見者にとってメリットとなるレベルの費用負担
土地所有者が遺跡発掘をやりたい、と思わせるようなメリット(例えば
ネーミングライツ、費用負担、税制上の優遇など)を打ち出す。
②非破壊検査テクノロジーの進化
地下10m程度までの鮮明な画像を取得できる安価で操作が簡単なレーダーの
開発と、そのレーダーのレンタル費用などの調査費負担制度の実施。
レーダーの原理は古いものなので、IT技術のようにはうまくいかない
かもしれませんが、画期的な技術革新に期待したいです。
③遺跡発掘プロジェクト黒字化の方策
地域の神社・寺院に対してノルマ的に遺跡発掘の担当割り当てを行い、
見事発掘した暁には、それを展示することによりお客様を呼び込んで
お金を徴収するという流れを作れるよう支援する制度。
上記を後押しするのは、歴史好き人口を増やすことに尽きるが、そのためには
地域や祖先を誇りに思う心を養うのが大事であり、地域の学校や地域振興を担う
自治体の協力はもちろん、マスコミの積極的な関与も大きいと思います。例えば
アニメなどで歴史を題材としたものを取り上げるなどが効果的と思われます。
邪馬台国九州説
最近、古代史について興味を持っており、図書館でたくさん本を借りていることは以前こちらで書きましたが、YouTubeをはじめとしたネットでもたくさんの情報に触れ、夜な夜な心の趣くままにあちこち見ています。本当にネットはありがたい。Googleマップを見れば、現地で古墳や古刹を見てきたような感覚に陥ります。そんな中で、特に興味をそそるのが、福永晋三先生の講演の動画です(ネットで検索すればたくさん見れます)。これまであまり注目されていなかった筑豊地方に、伝承をベースとした非常にたくさんの、説得力のある、古代の話とそれらしき遺跡などがたくさん出てきてとても面白い。邪馬台(やまと、と読む)国はもちろんのこと、その前の国として金印で有名な倭奴(いぬ)国も筑豊地方で、実は平安時代ごろまでは日本の中心が筑豊地方という話や、日本最古の古墳、卑弥呼の古墳、天香山(あまのかぐやま)、そして平城京などの現物らしきもの、おのころ島や神功皇后の伝説に描かれた場所などが、みんな筑豊地方に揃っている、という説はとても説得力がありつつ非常に魅力的で、日本書紀などの過去の文献に描かれた矛盾点などの多くを説明しています。奈良にある遺跡や奈良時代の話は何だったの?という感じです(法隆寺や大仏は動かし難いエビデンスですが、それは日本の歴史のごく一部の話だったのかも、という感じです)。
次の我が家の家族旅行は九州にしようということで、図書館でガイドブックを借りてきて候補地(湯布院とか別府とかの温泉が第一候補)を探していて気づきましたが、この筑豊地方はめぼしい観光スポットがなく、ガイドブックでもぽっかり完全に空白地帯となっています。遺跡発掘などの余裕もないのかもしれないと推察しています。一方で、Googleマップを見て思ったのは、古い古墳や神社が非常に多くあるように感じられ、何かとてつもない遺跡が出てきそうな予感がします。福永先生の魅力的な説も残念ながら裏付けとなる遺跡が少ない印象です(未発掘、あるいは発掘しても古すぎて詳細不明で推測となってしまう)。金印とか文字の書かれた何か(木棺、剣、鏡など)がぜひ出て欲しいものです。ここ10年以内に出てこないかなぁ、と期待しています。
邪馬台国九州説を唱える人は、奈良・京都を日本の中心と考えている学会?の陰謀論をよく口にするように思えますが、これは私の考えでは、今の宮内庁が古墳の発掘をなかなかさせないことから想像するに、明治の初めに様々な古墳などを比定した根拠がそもそも怪しいために、いろんな説が出かねない状況で収拾できなくなることが予想されるので、一応の今の比定を宮内庁(国)としては正とし、よっぽどの証拠がなければその根拠を覆さない、という役人的な発想をしているに過ぎないのか思います。近畿説も九州説もどっちもどっちですが(個人的には九州説に分があると思っています)、近畿説を誰もが完全否定できうる証拠がない限り、九州説に転換するのは難しいし、そんなめんどくさそうなこと(役人にとって仕事が増えるだけのこと)は極力避けたい、という気持ちから来るものと推察しております。なので、動かぬ証拠がないと九州説に翻ることは難しいのではないかと思っています。
アメリカ大統領選その後
丁度1年ほど前、アメリカ大統領選とその後の混乱に釘付けになって
いましたが、順当通りバイデンに決まり、その後はあまり気にも留めずに
過ごしてきてしまいました。当時、おかしい、怪しい、と思っていた
選挙不正や、共和党、民主党の議員や裁判官の不穏な動きや、
大統領正式決定する日(確か1月6日)にホワイトハウスに人がなだれ
込んだり(それは誰かのやらせだという噂もあり)、何より、
トランプ大統領のTwitterアカウントが凍結されて、その後は本当に
一切のトランプ大統領の発言が聞こえてこなくなったのは何らかの
大きな力が働いたように思われ、空恐ろしく感じたものです。
当時のそれらの疑問はいまだに何ら解消されていないのですが、
マスコミの報道も聞こえてこないからなのか、自分も含めて人々の話題に
登らなくなってしまうのは、やはり今でも空恐ろしい気持ちでおります。
多少強引だとしても、あの時、トランプ大統領が何らか強権的な行動を
起こしていればその後の世界はまた違ったものであったろうと思われたり、
いや、今は3年後のための準備期間であるかもしれないなどと、ふと
勘繰ってしまう今日この頃です。
日本古代史
今年の夏頃、図書館に行っては古墳時代前後のことが書かれている本をたくさん借りて読んだ。この時代(3世紀〜5世紀)は特に謎が多く、素人でもちょっと勉強すれば色々と想像を巡らせることができるのが人気の秘密だとか。その最たるものが邪馬台国。
魏志倭人伝に書いてあるのに、古事記には書いておらず、九州なのか、奈良なのか、遺跡はなぜ出てこないのか、魏からもらった鏡や金印は発見されないのか、といった感じで、想像は容易に膨らむばかり。本を読んで想像を膨らますのはなかなか楽しかった。私の想像は以下の通り。
・3世紀、九州南部と北部に二大勢力があり、邪馬台国は北部側の勢力。
・北部の勢力は少なくとも出雲地方と繋がっている。
・3世紀末頃に南部の勢力(少なくとも奈良地方の勢力と繋がっていると
思われる)が北部の勢力を駆逐する(これが、国譲り)。
・4世紀早々にこの南部の勢力が日本統一の目的のため奈良地方を本拠地
とする(東征)。
・4世紀前半に東北南部までの国内をほぼ平定(ヤマトタケル伝説)。
・4世紀後半は朝鮮半島に進出(何らかの利益を得る体制ができたか)。
・5世紀は朝鮮半島からの利益の享受もあってか国力が増し政権は安定。
4、5世紀ごろの支配者にとっては、稲作文化が入ってきて数百年経って、
やっと日本ができで平和になった、という感じかと思われ、そこに至るまでは
戦国時代や幕末以上に、相当なドラマが繰り広げられたのではないかと思われる。私ですらこの時代を取り上げたドラマ・映画・漫画・本など、何か作りたいと思ったほどだ。ただ、主人公は天皇家の祖先であり、今も現役なので、
テレビや映画では扱いにくいのだと思われる。漫画や本は少しありますが。
3〜5世紀頃の遺跡で決定的な証拠となるものはまだ見つかるはずで、最新の
テクノロジーを駆使して何とか見つけ出して欲しいな、と心から思います。
こういった今後の可能性がある点もこの時代の面白いところです。