ゲイをオープンにして世界で活躍する俳優さんたちを彼らのセクシーショットと共に紹介します。この記事では21~30人目までを紹介しているので、その他は別の記事を見てみてくださいね。





Garrett Clayton(ギャレット・クレイトン)



ディズニーチャンネルのオリジナル映画『ティーン・ビーチ・ムービー』でブレイクしたギャレット・クレイトンは、2018年の8月に長年付き合っていた男性の恋人との関係をインスタグラムで公表。その男性(Blake Knight)とは2021年の9月に結婚しています。


ちなみに2016年の映画『キング・コブラ』ではゲイのポルノスターを演じてディズニーチャンネル出身のイメージを大きく打ち破ったことが話題になったギャレットですが、その映画でギャレットの母親を演じたアリシア・シルバーストーンが結婚式の司祭を務めたんだそう。


(若者の自殺などをテーマに扱ったドラマ『Reach』への出演を決めた理由として)私自身も身内の自殺や高校での酷いイジメを乗り越えてきました。そしてなにより、私自身と私と長いあいだ恋愛関係にある男性は、ともに故郷の(学校の)学区内での銃乱射を経験し、そのような悲劇的な出来事で被害を受けたコミュニティーが心を痛める様子を目撃してきました。-インスタから一部抜粋

 


Instagram:@garrettclayton1



Peter Porte(ピーター・ポルテ)


右がピーター・ポルテ。左は俳優のConstantine Rousouliで夫ではないです。


アメリカのケーブルテレビチャンネルのテレビ映画やソープオペラ(昼ドラのようなもの)への出演で知られるピーター・ポルテは、2018年の10月にパートナーの男性(Jacob Villere)と結婚しています。その他の出演作はNETFLIXドラマ『シングル・アゲイン』など。


Instagram:@peteporte



Juan Pablo Di Pace(フアン・パブロ・ディ・ペース)




ゲイのクリスマス映画『Dashing in December』でピーター・ポートとカップルを演じたアルゼンチン出身のフアン・パブロ・ディ・ペースは、2019年に行われたTEDxのスピーチ(YouTubeで見れます)でゲイであることを公表。ドラマ『フラーハウス』映画『マンマ・ミーア』(コリン・ファースの恋人役)の他、オペラに出演した経験もあり歌手としても活躍しています。


Instagram:@juanpablodipace



Charlie Carver(チャーリー・カーヴァー)



右がチャーリー・カーヴァー。左は双子の兄弟のマックス。

ドラマ『ティーン・ウルフ』でブレイクしたチャーリー・カーヴァーは、2016年の1月にインスタグラムでゲイであることを公表。ちなみに双子の兄弟のマックス・カーヴァーはストレートだけれどゲイであるチャーリーのことやLGBTQコミュニティーをサポートしています。


(「あなたが若い頃にいてほしかった人物になろう」と書かれた画像を投稿して)私はゲイを自認しています。だけどそれは今でもそんなに重要なことでしょうか?そう発言ができるハリウッドの若い男性(の存在)が若い頃の私には必要でした。(そのような人物が自分の若い頃にいればよかったという意味)-略-(そして今は)なによりも自分が若い頃にいてほしかった人物に(私自身が)なることを自分の使命にしています。-インスタから一部抜粋

 


また2人の父親で著名な医者/歴史学者/作家のRobert Martensenもゲイで、チャーリーは12歳のときに父親からカミングアウトされたそう。ゲイであることに葛藤する父親の姿を見て「父親のようにはなりたくない」と思ったことが自身のセクシャリティーを受け入れる助けになったと2017年のAttitudeとのインタビューでチャーリーは語っています。


前述のドラマ以外の出演作は『ボーイズ・イン・ザ・バンド』(2019)や『アメリカン・ホラー・ストーリー』などのライアン・マーフィー作品や『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)、LGBTQ作品の『アイ・アム・マイケル』など。

 


Instagram:@charliecarver



Keiynan Lonsdale(キーナン・ロンズデール)




映画『Love, サイモン』ドラマ『Love, ヴィクター』への出演で知られるオーストラリア出身の俳優でシンガーソングライターとしても活躍するキーナン・ロンズデールは、2017年にインスタグラムで「僕は女の子も好きで男の子も好き」と発言してカミングアウト。(その投稿は現在は削除されています)


当時はキーナンがバイセクシャルをカミングアウトしたと世間には受け止められていましたが、後の2022年のBuzzFeedとの動画インタビュー(YouTubeにあります)で自分はバイセクシャルではなくゲイの男性だと明言しています。


その他の出演作は『THE FLASH/フラッシュ』など。『Love, サイモン』のブラム役も印象的なキーナンが主演を務める別のゲイのロマコメ『ニセモノ彼氏』もキュートで元気がもらえる作品なので気になる人は観てみてくださいね♥️ちなみにキーナンが歌う楽曲も映画の劇中歌に使われていますよ。


Instagram:@keiynanlonsdale



Rafael L. Silva(ラファエル・L・シルヴァ)



アメリカのドラマ『9-1-1:LONE STAR』でゲイ役を演じて人気を集めたブラジル出身のラファエル・L・シルヴァ。ちなみに前述のドラマでラファエルの恋人を演じたローネン・ルービンスティーンはバイセクシャルを公言しています。


Instagram:@actuallyrafa



Murray Bartlett(マーレイ・バートレット)



最近ではドラマ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』への出演で注目を浴びてエミー賞なども受賞したオーストラリア出身のマーレイ・バートレット


キャリアの初期の頃からゲイを公言するマーレイは「ゲイをオープンにする俳優がゲイの役を演じる」ことが今よりも一般的ではなかった2002年にドラマ『Sex and the City』で初めてゲイ役を演じて以来、これまでドラマ/映画『Looking』映画『August』などの作品で多くのゲイの役を演じています。


俳優のカミングアウトも珍しかった時代にゲイを世間に公表したことについてマーレイは「ただ単に自分について嘘をつくということは自分にとって選択肢になかった」と2021年のGQとのインタビューで語っています。

 


Instagram:@murray.bartlett


Félix Maritaud(フェリックス・マリトー)



さてさて、ここからは米英以外の非英語圏でゲイをオープンにして活躍する俳優たち3人を紹介したいと思います。まずは『BPM ビート・パー・ミニッツ』や『ソヴァージュ』などのフレンチクィア作品に多く出演していることで知られるフランス人俳優のフェリックス・マリトー。(カタカナ表記が分からんので間違ってたら教えてください...)


『BPM』でブレイクしたキャリア初期の頃からゲイをオープンにするフェリックスは、前述のクィア映画『ソヴァージュ』ではホームレスのセックスワーカーを演じてギャスパー・ウリエルなども受賞歴があるフランスのリュミエール賞の新人俳優賞(Most Promising Actor)を受賞しています。


またフェリックスは他にも『Jonas/ジョナス』や『Knife + Heart(ナイフ・プラス・ハート)』などの作品でクィアの役を演じています。


Instagram:@itsfelixmaritaud



Polo Morín(ポロ・モーリン)



世界的にヒットしたNETFLIXドラマ『Who Killed Sarah?』や『High Heat』などへの出演で知られるメキシコ人俳優のポロ・モーリンは2014年と2016年にネットのハッカーによるアウティングの被害にあっていて、現在はゲイをオープンにして国内外で活躍しています。


Instagram:@polo_morin



Jannik Schümann(ヤニク・シューマン)



ドイツの権威あるジュピター賞で3年連続で最優秀男優賞を受賞するなどの経歴があるヤニク・シューマンは、2020年の12月にインスタグラムでパートナーの男性(Felix Kruck)との関係を初めて公表。


それが当時はカミングアウトだと受け取られていましたが、後の2021年に行われたPinkNewsとのインタビューでヤニクは「カミングアウトという言葉が好きではない」として、それ以前にも「クローゼットでいる(世間にゲイを隠している)つもりではなかった」と語っています。


インスタグラムに恋人との写真を投稿したのは、コロナ禍で自分や他人の人生に思いを巡らせた結果「LGBTQコミュニティーに支援のメッセージを送るために(投稿しようと)決断した」ということだそうです。


代表作のひとつにドイツのクィア映画『僕の世界の中心は』があるヤニクは『モーガン夫人の秘密』や『モンスターハンター』などのハリウッド作品にも出演しています。

 


Instagram:@jannik.schuemann