*●w●){ちょっと本気でアニメ考察#22【妹萌って】 | 小新井涼オフィシャルブログ「もし現役大学院生(仮)が毎週アニメ100本みて感想をブログに載せたら」Powered by Ameba
最近・・・始まったことではありませんが多いですよね「妹萌え」

いやいや否定したって分かりますよ。
あんな甘えた感じで、嫉妬して、恥ずかしがってetc「お兄ちゃん」だなんて言ってくれる年下の女の子が可愛くないわけがないですよね小新井も大好きですぐへへへへ。

といいましてもね、そこはやっぱり多少の二次元補正はなされているので妹萌要素を含んだ作品というのは兄弟だとか血の繋がりだとか年齢さなんて関係なく違和感なしに妹を攻略対象にしちゃう魔力を持っているのだと思います。
となると究極、私のこれって別に妹属性じゃなくて単に「お兄ちゃん」って呼んでくれたり背が小さかったり年下だったりそういうキャラ自体ににキュンキュンしているだけで別に兄妹である必要は無かったんじゃないかと思い始めていました。

しかして最近、本当に今になって初めて「多分本当の妹萌」とは何かということに少し触れることができたんじゃまいか!と思う作品と出会えたのです。
それはずばり今期2期も放送中の「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」!

いやあ鉄板!というか最近で言うとおにあいに続く妹作品。
もう王道も王道なんだからそんなん萌えて当然でしょうと言う気持ちも分かります。

でもですね、このおれいも。1期のうちは普通に見ていたのですが、2期が始まってからなんだか少し他の妹萌えと違うのに気づいた・・・というか、桐乃ちゃんのツンデレといい京介の優しさといいあれはお互いに恋愛対象としての描き方じゃないように思い始めたんです。

ただの思い込みかもしれないのですが、正直視る前はタイトルからして妹も攻略対象に入ったハーレム状態を予想していたのですが、しっかり他キャラと恋愛フラグは立ちつつ、特にもてすぎたり兄妹間でちょっといけないイヤンアハンもないまま過ぎていく・・・のですが、しっかり桐乃や他のキャラたちが大好きでハスハスできる状態になっていく不思議な魅力がある話でした。

だって普通はですよ、いくら可愛くたって大好きなツンデレであったってあれだけ振り回されて生意気に振舞われたら攻略しようって前にビキビキ(^ω^#してしまうはずなのに、桐乃に対しては気づくとそれすらなんだか微笑ましいくらいに可愛い態度に思えているんですよ。

妄想も混じってるのですが、それって桐乃のツンって恋愛を意識したものじゃなく異性の兄弟に対して仲良くしようとするけど照れてしまうっていう絶妙な妹らしさのが前面に出ているからじゃないかと思います。
それに対して年上だからとその照れが少し薄まって自分から歩みよろうとするけど上手くいかない京介といい、正直恋愛としてのフラグは立っていないにも関わらず視ていてキュンとする・・・というか、素直になれない桐乃とそんな桐乃よりは少し正直に大切にしたいって気持ちを出せる京介にすごく心がほわんとするんです。

今期の1話での桐乃と京介が1階で過ごすジュース云々のやりとりや、アキバをつれまわされた後に渡される「お兄ちゃんありがとう」という言葉がパッケージにかかれたエロゲのシーンなんか特にそれを感じられて、あああ分かる分かるよその気持ち!分かるからこそその素直になれずにでもお互いに相手のこと大切に思ってるんだなってところがなんだか下心を抜きにして純粋にきゅんとしてしまうんじゃないかなーと。
いや、決して他の作品の妹に対して下心ばかりで視ている訳じゃなry

だからなんだろうなー。
もちろん単体キャラとしても大好きっていえるのですが、それ以上にこんな兄がいたらこんな妹がいたらいいなーって思えるんです。

そこから最初の話に戻りますと・・・なんだろう。
結論としては「恋愛対象に含まれない妹でもこんなに萌えられるんだ!」

そしてそれ以上に私の中で本当に下心抜きで守ってあげたい、生意気も可愛く思える、「こんな妹なら欲しい」に繋がっていった作品であります。

そう言った意味で、小新井にとってこの兄妹の織り成す「妹萌」の種類って他の作品とちょっと違うなんだか新しい境地をみせてくれたものだったのです。

まあどちらも言えるのは・・・やはり妹には夢を抱いてしまうよねっていう話。

2期も始まったばかりですし、この純粋な妹欲しいぜって気持ちがどんな方向に向かっていくのかもわくわくしつつ楽しみに拝聴したいと思いました♪