*●w●){ちょっと本気でアニメ考察#21【前クール1番オススメ】 | 小新井涼オフィシャルブログ「もし現役大学院生(仮)が毎週アニメ100本みて感想をブログに載せたら」Powered by Ameba
うって変わって今回は、この冬で最終回を迎えました「ジュエルペット きら☆デコッ!」についてのらりくらりとその魅力をお伝えしていきたいと思います。

ではとりあえず手始めに、全力で額を地面に擦り付けながら謝るところから始めましょう。

正直子供向けだと舐めてました!すみませんっしたあああ!

そうなんです。
いやあーた散々プリキュアとか落乱とかイナイレとかハマっておいて今更さあとか言われるかもしれませんがというか自分でもそう思う部分が無きにしも非ずですが、それでもちゃんとアニメ視聴を始めるまでは別にハマらないんだろうなーなんて思って舐めてかかってた作品だったのです。
もう今となっては当時の自分に今のこの感動を伝えて怪訝に思われたい!
それくらい思った以上に毎週楽しみでどうしようもない作品でした。

まあ考えてみたら先に挙げたプリキュアやRKRN、etc...もちゃんと作品に触れるまではわたしにはきっとジャンルが違うんだろうなーと思ってたのでちゃんとアニメを視た時点でハマるのは時間の問題だったともいえるのかもしれません。

でも!
例えそうであっても!

この冬90本近くアニメを視てきた中で敢えてこの作品を選んで皆さんにオススメしたいくらいにはうっかりすっかり夢中になってしまったのですからこれは自分でもびっくりです。

とりあえず視てない人は視てみて!
話はそれから受け付ける。

とこうも声を大にしてオススメするのも、周りにあまり視聴している大きなお友達がいないからなのかもしれません。
勿論本来は女児向けアニメであるため、小さな子に一番に視て欲しい作品ではあるのですが、最早それだけに留めておくのはなんだか勿体無いのですよー。
これは大人が視てもきっと楽しめる!

小新井個人がまず始めに大きく惹かれたきっかけであるのは、主人公の「大宮在住の渋谷に憧れる中学生 大宮ぴんく」を始め、主要人物であるきらでこ5全員が地方出身であるところ。
その為事ある毎に埼玉や群馬などがフューチャーされるというキラキラしているのになんだか懐かしさも混じっているという不思議な魅力に興味が湧きました。

そして可愛いマスコットキャラクター扱いだと思っていたジュエルペット達が個性的過ぎて見た目と中身とのギャップが激しすぎるところ。
ルビーは最早ドジっこなどというレベルでは片付けられないくらいにポケポケだし、ラブラとエンジェラに至ってはその可愛すぎる外見からは予想もつかない毒舌具合にかなりキュンキュンします。

とまあこんな調子で最終回近くまでは主に9割がギャグ要素満載で進んでいく訳なのですが、それもひっくるめて更にこの作品が大好きになった最終話のエピソードがまたやばいのです!

過去にイケてない自分にトラウマがあったことからオシャレに気をつかって、渋谷のイケてる女子高生になることに憧れていたぴんく。
そんな彼女が、トラウマの原因でもある髪もボサボサ、暗そうで恐らく洋服はし●むらで買ったものであろう← 自分ではイケてないと思い込んでいる昔の自分が写る写真をルビーに肯定してもらったこと、キラデコ5に選ばれた周りのみんなを輝かせる力を持っていること、レッドやグリーンに今と変わらないと言われたことなどなどなど!
色々な経験を経て、本当にイケてる・・・輝いているということは何かを知っていくのです!

そう!
最終話ギリギリまでただのギャグアニメかもしれないと思い込んでいたのは大間違いで、これは大宮ぴんくの過去のトラウマから成長して自分らしさを見つけていく物語であり、決して湘南新宿ラインのすばらしさを伝えていくためのアニメではなかったのです多分!

そんなこんなで最後の最後。

さりげない部分ではありますが成長して高校生になったぴんくが湘南新宿ラインの渋谷行きで無く高崎行きに乗っていたこと・・・
この意味を知った時に、同じ湘南新宿ラインを使って東京の高校に通っていたこと、自分も昔は埼玉が嫌で東京に憧れてしょうがなかったこと、同じようにしま●らの服を着てイケて無かった自分のトラウマなどが全部よみがえってうわあああああとなりつつ全俺が泣いたのです。

ありがとうキラデコ5!ありがとうさいたまウルトラアリーナ!ありがとうルビーとぴんく!

って結局自分の話かよ。
と突っ込まれそうではありますが、まあ何かに感動するきっかけってそういうものですからね。

なんだか熱く語りすぎてよく分からなくなってしまいましたが
気になった方はぜひぜひ視てみてください。