★*●w●){ちょっと本気でアニメ考察5【聖地巡礼】 | 小新井涼オフィシャルブログ「もし現役大学院生(仮)が毎週アニメ100本みて感想をブログに載せたら」Powered by Ameba

今回は「聖地巡礼」についてあれやこれや話していきたいと思います。( ´ ▽ ` )ノ


言わずもがなですが、ここでいう聖地巡礼とは宗教的な行いでなくアニメやゲームなどのコンテンツ作品において使用されたり元ネタとなった実在する場所へ実際に訪れる行為のことです。


僕らの味方ウィキペディア先生によると、ヲタ的な聖地巡礼が盛んになった走りとしては「おねがい☆ティーチャー」の長野県大町市や「らき☆すた」の埼玉県鷲宮周辺地域などが挙げられています。最近ではテレビなどでも取り上げられて認知度も高いです。
しかしそれもあくまでヲタ的なそのような行為に対して「訪問者」「制作者」「地域側」の三者の訪れる、コンテンツを提供する、受け入れるの関係が互いに上手く機能し認知し始めた走りであって、実際にはそれより以前にもコンテンツ所縁の地に対する神聖な場所という意識や実際に詣るという行為はあったのではと思います。私リアルタイム世代だったら絶対ギリシャのサンクチュアリ行ったもん←

とまあここら辺のお話になると絶対にブログの一記事では収まりきれない内容になってしまうので、今回は起源や意味合いの話ではなく、単純に自分が何でそのような行いをするのかという行動理念について小新井の個人的な感想含めて考えていきたいと思います。


まずは聖地巡礼で上げられるような場所について、自分の住む埼玉県に関して挙げてみると…

・鷲宮周辺(らき☆すた)
・浦和周辺(おおきく振りかぶって)
・秩父(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない)
・浦和周辺(宙のまにまに)
などなどなど

更に只今放送中のアニメだけでも

・川越市(神様はじめました)
・所沢市(ソードアート・オンライン)
などや、
場面の一部で所沢市が使われた「PSYCHO-PASSサイコパス」や、ネタとしてよく大宮や埼玉が使われる「ジュエルペットきら☆デコッ」など埼玉県内のごく一部だけでもこれだけの数があります。
少し前に地域新聞や県のサイトで聖地巡礼マップなどを掲載したりなどアニメで町興しを掲げるだけあって、自分の住む県ながらなかなかあざとくてそういう所大好きです^^←

まあ埼玉だけでこれだけあるのだから、日本各地や世界にまで広げるとそりゃあもう大変な数の聖地が存在する訳ですよ。
そんな訳で小新井も近場から遠くまでちょいちょい訪れたりしたことがあったりするのですが、何故そんなことをするのか?と考えますとはて。

単純に、大好きな作品で実際に使われている場所を見てみたい!という気持ちではあるのですが、その地に対する想いや実際に訪れた時の感想は、それが現実世界で使われている形のロケ地巡りや撮影現場訪問の時とはなんだか違う気がするのです。

三次元作品とは違う二次元コンテンツの聖地に対する想いや感想の違い。それはやはり、どうしてもリアルとは次元の違う二次元と現場世界を繋げて見ることができる場所という特別視からくるものだと思います。

大学の宗教学の講義でも、宗教的な聖地巡礼とヲタ的な聖地巡礼に関してレポートを書いたことがあるのですが、多少の意識や意味合いの違いはあるにしろその点に関してはその二つに結構共通点があると思うのです。

すごく乱暴に大雑把にいいますと、普段触れることの出来ない信仰の源という神聖なものを物質的に精神的に感じることができる宗教的な聖地巡礼と、それこそ普段触れることの出来ない二次元コンテンツの空気感を物質的に精神的に感じることが出来るヲタ的な聖地巡礼。なんだか根源的には似たようなものがあるような気がします。
そこにあるのは次元の差であり現実的なリアルと精神世界との差であり、それを繋ぐ場所として聖地があると思うのです。
中二的な言葉を借りますと「不可視境界線」はまさにそこにあると思うのだよー!

まあ、ただのヲタ的な行為を綺麗に表現しすぎだとか諸々多方面から怒られそうな気もしますが^^;

純粋な二次元への憧れや不可視で触れられない次元の世界観を擬似的にでも体験出来ると考えたらヲタ的なこの行いも結構素敵なことではないかと思うのです。

こ、この場所であのキャラがあのセリフをクンカクンカハァハァ。って。
でもこう言っちゃうと何だか好きな子の縦笛舐めるみたいな感じになっちゃ……ああ折角綺麗にまとめてみたのに!

綺麗ではないと言えば、訪問者による地域住民への迷惑被害や破壊・汚染被害。地域側によるコンテンツへの認識不足による中途半端な盛り上げなどなど、ヲタ的な聖地巡礼による残念な部分もあったりします。

それも受けまして、そのコンテンツへの想いや狙いが何にしろ、これからも聖地巡礼が行われるならば重要になってくるのは冒頭で挙げた訪問者・制作者・地域側の三者のバランスであるのかなあと思ったりしたのでした。

そんな小新井含め、訪問者側はそれこそコンテンツへの想いと同じくらいの誠心誠意を持って聖地巡礼を行っていけたらよいですね!

そして上手い具合に限定グッズやイベントに誘われて一緒に萌えの涙を流すのだあああ!(白目)


そんな聖地巡礼のお話でした♪





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