「小新井涼のアニメについてちょっと本気出して考えてみた」
とかどうでしょう。
小新井涼です。
いきなりなんのこっちゃとお思いの方・・・しかいないとは思いますが、せっかく毎週80本以上のアニメを視ているのだからそれらの作品についてもっと多方面から考察し、ちょっと真剣に語ってみちゃおうかななんて思ったのです。
ということで、
毎週一つテーマを決めまして、それに関連したアニメタイトルをいくつか挙げた上で小新井的感想や思うところを徒然と書き留めていきたいと思います。ドンドンパフパフ!
コラムや批評なんていう大それたものではありませんが、ちょっとだけ真面目にアニメについて語った読み物としてお暇つぶしに、小新井ってこんな事考えてるんだーなんて知っていただけるきっかけになったら嬉しいなあと思います。
そんなこと言ってもあくまでチラ裏ですのでそこは悪しからず。
イエス!自己満足!
いつか感想をまとめて同人誌を作るのが夢だお。
長いので興味が無い方はスルースキルを発動してくださいね。
小新井個人の妄想や空想の混じった支離滅裂な文章ですがそこのところはご了承くださいませ。
つーことで
「小新井涼のアニメについて本気出して考えてみた!」
第一回のテーマは「オンラインゲーム」
オンラインゲームに関連したアニメは沢山ありますが、特に今期放送中のアニメですと3本もの作品で題材としてとりあげられてます。
それが以下の3作品。
・イクシオンサーガDT(以下D)
・ソード・アートオンライン(以下S)
・BTOOOM!(以下B)
もう無いよね?多分。
毎週80本以上放送されている中での比率で考えるとあまり多くは無いように思えますが、コメントでもよく見られる「またオンラインゲームかよ」という言葉からも察せる通り、最近多いなあと感じる程度には身近なものだと思います。
今回はそんなオンラインゲームを題材とした3作品を、いくつかのキーワードと共に比較、考察していきます!
わー!
テンションが分からない!
【オンラインゲームの立ち位置】
まずはそれぞれの作品におけるオンラインゲームの使われ方を比較してみます。
(D)現実世界にあるゲームが主人公が飛ばされることにより物語の舞台になる
(S)現実世界にあるゲームにより作られた仮想空間に主人公達が入り込む
(B)現実世界にあるゲームを題材にしたサバイバルゲームに主人公達が巻き込まれる
一見(D)と(S)では似たような使われ方をしているようですが、ゲームのプログラム上にアバターとして参加する(S)と比べ、(D)は主人公自体が「ゲームの世界」に入り込むという点で異なっていると思います。
(S)はバーチャル空間へ精神だけ入り込むのに対して(D)はどちらかというとレイアースとかみたいな「異世界への身体ごとの転移」のような感じですかね。
(B)に至っては現実世界で行われるサバイバルゲームのシステムとして機能しているように、オンラインゲームという同じ題材であっても取り上げられ方は作品によって結構異なっています。
【ゲームクリア】
これに関しては3作品共通で「現実世界、日常生活への生還」が挙げられると思います。
【クリア条件や手段】
ゲームクリアというゴールは同じであってもそこへ至るための手段やそれに準じたゲームルールはそれぞれ大きく異なりそれにより与えられる作品のイメージも変わってきます。
(D)ゲーム中のキャラクターに加わって主人公自身もRPGのキャラクターになったかのように、元の世界へ戻る方法を探しつつシナリオを進めていく冒険ファンタジー
(S)ゲーム世界にアバターとして存在しながらゲームのクリア条件を達成し、現実への生還を目指す
(B)他のゲーム参加者を手にかけてサバイバルゲームを勝ち抜く
ここではそれぞれの作品中に登場するオンラインゲームの内容が異なっているので、タイトルごとに独特の設定や世界観が存在しています。
一つ共通点として挙げるとしたら、ゲームでの敗北という意味でのデスペナがリアルとしての自分の死となってるところでしょうか。
と、
ここまでで作品中でのオンラインゲームの扱いやその世界観・ルールなどに関して3作品の比較をしてきましたが、次にオンラインゲームを物語の題材にすることについて考えてみたいと思います。
ドリランドやイナイレのようにゲーム作品をそのままアニメ化するのではなく、元々フィクションであるアニメ作品の中に更に仮想世界を作ってそこに登場人物たちを入り込ませるという入れ子構造をとるということはノンフィクションな現実を生きる私達にどんな印象を与えるのでしょうか。
【現実感】
もしも私達の生きる現実で同じことが起こるとしたら・・・と考えたとして、その可能性が低い順に並べるとこのようになると思います。
(D)⇒(S)⇒(B)
そしてその可能性の高さによって作品が与えるオンラインゲームからの印象も変わってきます。
(D)自分も剣や魔法を使った世界へ行けるという冒険ファンタジーへの憧れ
(S)将来実現するかもしれないバーチャル世界への憧れとデスペナにより訪れるリアルでの死への恐れ
(B)死と隣あわせの理不尽なサバイバルゲームに巻き込まれることへの恐怖
元々の作風やジャンルにもよりますが、非現実的な作品ほどファンタジーとして暢気にとらえるくせにちょっと現実的な設定になるだけで同じ負傷や殺し合いに関してもより残酷に見えて怖くなってしうような印象が与えられる気がします。
これは小新井個人がより非現実的な二次元や妄想に親しみすぎた結果でもあるかもですが。
【オンラインゲームが与える印象】
それぞれの作品からオンラインゲームというくくりを除いたときのジャンルをざっくり考えると
(D)ファンタジー
(S)SF
(B)サスペンスアクション
といったところでしょうか。いずれにせよ既存のアニメジャンルであります。
そんな全く異なるジャンルの作品に、ノンフィクションの現実において私達が実際にプレイすることができる「オンラインゲーム」という括りを加えることで、アニメの中でオンラインゲームによる非現実空間に飛ばされる主人公達に感情移入させやすい環境が出来ているのではないかと思います。
フィクションの中に仮想空間を作るという入れ子構造が、逆にノンフィクションの私達とアニメ作品との距離を一層分近くしているという不思議な感じです。
仮想空間へと入り込む主人公達に感情移入することでアバターとして私達がアニメの世界へと入り込んでいるかのような近さを与えるのですかね。
違うジャンル、作風にも関わらず「オンラインゲーム」という一つのキーワードで作品にこんな相違点が生まれるのは考えると結構面白いなあとおもいました!まる!
以上
「オンラインゲーム」に関するアニメについての小新井なりの考察結果でした。
正直一回目から結構本気で考えすぎちゃったので続く気がしねぇぜ☆
楽しいんだけどね!
次回もチラ裏なノリで見守ってやってください。
小新井涼でした!
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