今日の授業後の生徒との会話で
「起きなければいけないのに、寝そうなときってどうしたら良いか?」
という話題になりました。
起きなければいけない状況といっても
・授業中、自宅学習中
・これから予定があって、寝たらダメなとき
・学校、塾、自宅 他
など、様々な状況が考えられますね。
眠くなる原因は
・疲労や、睡眠不足などの疲労系に原因がある、身体的問題
と
・リラックスしすぎている(気が抜けているとも・・・)、退屈、活動リズムなどの脳の活動に原因がある、精神的問題
が大半の原因だと思います。
ですので、以上の原因を何とか解決するのが一番だと思います。
その上で、他に対処法がないか?
と考えた場合、よく聞くのが
・コーヒーなどでカフェインを摂取する。
・冷たい水で顔を洗う
確かに、どちらも効果があるとは思いますが、それだと当たり前すぎるので・・・
第3の方法
わさび!!
出展:ウィキベディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%83%93
ただし、食べるのではないですよ。
まぁ、食べても効果がありそうですが(笑)
効くのは、わさびのニオイです。
しかも、ちゃんとした実験による科学的根拠があります。
テレビ番組などで時折見かける、ツッコミどころ満載のエセ実験(きちんとした実験を行っている番組もたくさんあることは重々承知しています。)ではなく、きちんとした大学の先生が研究発表したものです。
以下、その概要を載せさせて頂きます。
「滋賀医科大学医学部 今井 眞 先生」が、
第33回 日本睡眠学会で発表した研究レポート
・実験対象
聴覚障害者(音による刺激の影響がない)4人を含む、20~40歳代の14人
・実験方法
前準備
被験者に、起きたら室内のブザーを押すように、伝えておく。
本実験
①脳波検査で睡眠であることを確認する。
②臭いのない気体をスプレーで室内に噴霧する。
結果⇒しばらく待っても、眠り続けていることを確認
③ワサビの臭いを含んだ気体をスプレーする。
結果⇒1人を除いた残り13人の被験者全員が10秒~2分後に目を覚ましてブザーを押した。
という結果だったそうです。②と③で比較する様な実験方法は、中学校でも良く使われる手法でしたね。「対照実験」と呼んでいましたね。おぼえてるかな?
さて、上の実験で起きなかった1人ですが・・・
鼻詰まり
だったそうです(笑)
これなら、ワサビを香水売場のテスター小瓶などに入れて持ち歩くこともできますし、普段から活用することもできそうですね。
御自身で使うも良し。
他人に使うも良し。
お父様お母様もご興味がありましたら、試してみて下さい(*^▽^*)
なかなか起きなくて困っている、お子様の鼻にでも・・・(笑)
