今日の3年生の授業では,2年内容の「場合の数(確率)」を取扱いました。
具体的には,「教科書レベル」と「入試レベル」の確率問題の2段階で講座内容を組みましたが,この2つを比較してみてどうでしたか?
入試や実力テストでは,ここは必ず正解すること!
数学にしては珍しく,確率は入試問題でも解法難易度は教科書問題と変わりません。
入試としての難しさは,文章難易度の調節によるものです。
正解するポイントは,
①樹形図や表などで,正確に全パターンを作り出すこと。
②何を,数え上げの対象(数学用語では,「事象」といいます)としているか?を理解すること
この2つです。
そして,今日の授業中に皆さんへ伝えきれなかったことがあります。
繰り返しではありますが,秋田入試の確率は毎年解きやすい問題として出題しています。
その配点は,過去10年間でいうと・・・
H25年度 4点
H24年度 2点+4点 計6点
H23年度 3点+4点 計7点
H22年度 4点+4点 計8点
H21年度 3点+4点 計7点
H20年度 4点
H19年度 4点
H18年度 4点+4点 計8点
H17年度 4点+4点 計8点
H16年度 5点
過去10年間の平均 6.1点
と,この様になっています。
そして解きやすい問題であるがゆえ,平均点あたりの受験生は,ほぼ正解する問題です。
ちなみに,過去10年間の数学平均は・・・
H25年度 58.1点
H24年度 44.4点
H23年度 42.2点
H22年度 51.7点
H21年度 52.2点
H20年度 49.4点
H19年度 44.4点
H18年度 48.5点
H17年度 48.6点
H16年度 49.6点
過去10年間の平均 48.9点
この平均点に占める,確率の配点の割合を表にしました。
実施年度によって配点の差はありますが,平均して平均点の12.5%を占めています。
分数にすると,8分の1が平均点から見た確率の配点の割合です。
数学が苦手だけど,何から手を付けていいのかわからない・・・
良く,聞く話です(笑)
個人ごとの問題もありますので,一概には言う事はできませんが・・・
まず確率を確実に解けるように,目標を立ててみて下さい。
確率をマスターするだけで,受験勉強の8分の1が終わる・・・
こんなおいしい話はないですよ。
話は変わって,塾の今後の予定ですが・・・
8/21(水)をもって夏期講習会を終了し,8/23(金)から通常期間に移行します。
まずは,夏休み明けのテストへ向けて8/23(金)と25(日)のテスト対策講座から開始します。
手形校,土崎校ともに
3年生 午後12:50~5:00
※午後5:40~9:50 自習室(自由出席)
1・2年生 午後5:40~9:10
※午後12:50~5:00 自習室(自由出席)
で,進めていきます。
夕食時間は
午後5:00~5:40
とします。詳細なタイムスケジュールは下の画像をご覧ください。
そうそう,光先生が国語のテストランキング表を作ってました。
明日,教室に張り出すそうです。
3年生の皆さんは楽しみ(?)にしていて下さい。
