2回目の投稿は予告通り私が高校時代に所属していた部活動についてです。

そのうち私が今勉強している簿記についての投稿もコラム的な感じで挟むかもしれません。

先に言っておきますが、これから書く内容は全て成功体験ではありません。結果的に今現在もゴリゴリの場面緘黙症です。。涙


最初の投稿でも申し上げましたが私は場面緘黙症という、ある特定の場面でのみコミュニケーション能力が低下してしまう病です。

中学生の時に自分の意思とは反して人によって態度を変えてしまう自分が嫌いでした。。

そこで高校に入るタイミングで自己改革をすることを心に決めました。(側から見たらただの高校デビューです(笑))


高校に入ってまず決めていたのが「部活動に入ること」でした。中学生の時はどこの部活にも所属せず帰宅部のエース的存在だったため部活への憧れが強かったのと、スポーツを通して緘黙が抑制された経験があったためです。とても単純です(笑)


そこで私は昔少し習っていたことのあるテニス部に入ることにしました。幸い同じクラスにテニス部に興味のある人がおり、声をかけてもらい一緒に体験等を通じ入部しました。

1年生はそれほどガンガンコミュニケーション取りに行く立場ではなく、練習中は私語も原則禁止であったため私的には過ごしやすい環境でした。ただみんなで帰る時などはやはり会話に入ることが出来ず孤立することが多かったような気がします。

かくして特に馴染むわけでも、嫌われることもなく2年生になりました。3年生は受験のため引退するので実質最高学年ということになります。

最高学年は各コート(私の高校のテニスコートは3面ありました)の練習メニューを考え下級生を指導しなければなりません。それは瞬時に言葉の出てこない私にとって酷な事であり、しかし、同時に場面緘黙の克服のチャンスであるとも言えます。


怒られることもありましたが私は毎日コートに立ち下級生と向き合っていました。そんなある日顧問からあることを言わました。

お前は背中で物を語るタイプだ

おそらく言った本人はもう忘れていると思いますが、私は今でも覚えています。


話ができなくても相手に気持ちを伝えることができる。例え何も話さなくてもその人の行動が素敵なら皆ついてくるんです。


場面緘黙症の人はきっと言葉を相手に伝えることができないだけで、頭の中では様々なことを考えている方が多いと思います。


その考えていることを、伝えたいことを行動として周りに伝えることはできるのではないでしょうか。周りから認められれば自信がつきます。場面緘黙症自体も改善される可能性だってあります。


私が高校の部活動を通して学んだのは、「相手に気持ちを伝えるには、必ずしも言葉が必要なわけではないこと」です。

背中で語れば、きっと相手が自分の気持ちを自然と組み立てて言葉にしてくれます。

場面緘黙症の方は言葉にこだわらずにまずアクションを起こしてみる。というのも一つの改善のための手段かもしれません。とはいえかなりの苦労を要しますがね。。


以上が①「部活動」の内容です。次回は②「恋愛」です。

一応言っておきますと、恋が実った話ではありません。。(笑)