タンポポを探しに大通りに来ました。
ここは狭い県道のバイパスとして4-5年前に作られ、大型車もかなり通ります。
全てセイヨウタンポポで、在来種は生える余地もありません。
片側30mほどの距離を歩いたのですが、花茎の綴化(テッカ)したものが5個も見つかりました。
これは本来「点」のように小さな生長点が「線」状に変化したもの。その結果、茎は、棒状ではなく幅広の帯状になります。帯化現象の原因は昆虫や細菌によって生長点が傷付けられたことによって生じるもの、遺伝子が変異を起こした結果生じるものなどさまざまです。
きのう、山の農道を歩いたときは、1Km以上歩いたのですが、綴化(テッカ)したタンポポは見つかりませんでした。
なぜバイパスのタンポポは綴化の発現率がこんなに高いのでしょうか。