映画 追跡者(トミー・リー・ジョーンズ/宇宙人ジョーンズ/缶コーヒーBOSS) | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)
 

 

日本では、缶コーヒーBOSSのCM、宇宙人ジョーンズの地球調査でお馴染みのトミー・リー・ジョーンズ。よく調べたら、ケネディ大統領暗殺を扱った名作映画JFKでも、鍵となる重要人物(事実上の容疑者)クレイ・ショー役を演じていたんですね。

そのジョーンズ演じる連邦上級保安官代理のジェラードと、元CIAエージェントの追跡劇を扱ったこの作品。でも、実際には殺人の容疑をかけられて逃亡を謀る元CIAエージェント、シェリダン役のウェズリー・スナイプスの方に感情移入してしまう作品です。シェリダンの恋人マリー役を演じるイレーヌ・ジャコブとのやり取りを観ていると、「シェリダン、捕まるな!いや、死なないでくれ」「本当にシェリダンは悪いやつなのか?」と思うこと必至です。元CIAエージェントとはいえ、マリーの支援を受けつつ単身でジェラード率いる手練れの捜査官や国際社会で暗躍する悪党たちを手玉に取る姿(シェリダンも必死、満身創痍だが)は、大胆不敵で本当に魅力的です。

 

 

繰り広げられるカーチェイスも必見です。

 

連邦上級保安官代理のジェラードは、容疑者に暴行を加えたという理由で、容疑者の護送と、その後の謝罪会見、謹慎を上司から命じられる。

一方、元CIAエージェントで、今はレッカー作業者として恋人マリーと暮らすシェリダンは些細なことから自動車事故に巻き込まれ、所持していたピストルから殺人容疑で逮捕されてしまう。

 

 

ジェラードは護送役として、シェリダンは護送される容疑者として、同じ護送機に乗り込むが、途中中国人容疑者がシェリダン殺害を謀って発砲。護送機も墜落してしまう。

ジェラードは冷静に生存者を墜落した機体から脱出させるが、シェリダンはいなくなっていた。

ジェラードは部下を率いてシェリダンを追跡することになり、国務省からは捜査官のロイスも追跡に加わる。国務省保安局長の話によると、シェリダンは中国への機密漏洩に関与し、国務省の捜査官2名を国連ビルで殺害したという・・・・。