悲報!若松駅操車場跡の9600形蒸気機関車19633号機が解体! | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)
海風に吹き晒され、かなり状態は悪かったとはいえ、かつて日本最大とまで云われた若松駅操車場のシンボル、キュウロクこと9600形蒸気機関車が解体撤去されたことはかなりショック!
本日は、9600形蒸気機関車19633号機を偲んで、2017年訪問時の記事を一部修正してアップ致します。
 
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やって来たのは、とうとう無人駅になったJR若松駅。
 
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しかし、かつてここには石炭の積出港としての機能が集まり、操車場・
機関区・鉄道工場も置かれていました。
 
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今ではDENCHAが寂しく折り返していくだけです・・・。
 
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若松駅操車場跡の象徴というべき、9600形蒸気機関車19633号機。
見ての通り、酷い荒れようです。
戦時中に九州にやってきて以来、熊本・宮地・鳥栖の各機関区を経て若松機関区
で20年以上活躍しました。
30年近く前にこちらに移されたそうですが、若松駅操車場跡地という場所は
由緒あるものの、屋根なし、潮風が吹くという極悪の環境で、予想通り、立花
のデロクマルや、由布院のデゴイチを凌ぐ状態の悪さです・・・。
ヘッドライトは失われ、あちこち穴だらけ・・・。
 
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2007年に訪問した際も状態は悪かったですが、尚一層悪化しています。
 
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状態の悪さを嘆きつつ、くさせんり師匠にポーズをとって頂きました(笑)。
 
当時、この9600形蒸気機関車19633号機は引き取り手を探しているという話を聞きましたが、結局ダメだったみたいです(涙)。
 
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駅前を別の方向に散策してみると、蒸気機関車の動輪を発見!
D60形蒸気機関車D60-22号機のものだそうです。
プレートも失われていますが、改造落成後、直方・大分・豊後森の各機関区で活躍し、最後は若松機関区で廃車されました。
保存の為に廃車後も保管されたそうですが、結局解体された模様です。