本日は5-1Dayということで、D51形蒸気機関車に続いてC51形蒸気機関車です。
大正8年に登場したC51形蒸気機関車は、我国で最大となる直径1,750㎜の大動輪
を採用。当時旅客用としては最強クラスの8900形式の25%増しのシリンダー
牽引力を誇り、当初は18900形を名乗っていましたが、後の称号規定改定でC51と
改称されました。
国産の旅客用蒸気機関車としては8620形に次ぐ289両が製造され、強力な
牽引力と高速性能で当時、後藤新平(鉄道院総裁・内務大臣を歴任)らを中心
に出されていた広軌改軌論を一蹴するほどでした。
御来欧音機関区SL甲組の総力を挙げるニャン❗️ここからが本命だニャン❗️by田豊とらっきー
お召機C51-278号機。
昭和天皇の即位大礼、陸軍特別大演習などでお召し列車を牽引。
梅小路機関区、宮原機関区、福知山機関区、豊岡機関区等に配属され、最後は山陰本線・浜田機関区で活躍しました。
1928年に三菱造船所で落成したC51-285号機は、戦時中に北海道へ渡り、以後、
旭川、小樽築港、室蘭の各機関区で活躍しました。
特急燕牽引用のC51-247号機も登場。
ノンストップで機関士交代が出来るように控え車と機関車の間の炭水車を移動
できる為の手すりが設けられているのが特徴。
考証は問題ありですが、スハ44系客車と一等展望客車マイテ49を引かせます。
C51‐247号機は1927年落成当初、下関機関区に配属され、その後は東海道本線の名古屋機関区、沼津機関区に転属。
更には平機関区、宇都宮機関区、水戸機関区、盛岡機関区にも配属され、お召し列車も牽引しました。