今夜はアマゾンプライム「グランド・ブダペスト・ホテル」を観ながら | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)
 
 
私は、シャーロック・ホームズやエルキュール・ポワロが登場するミステリーが大好きなんですが、こちらのグランド・ブダペスト・ホテルは、オリエント急行殺人事件を観た後にオススメ表示されました。
 
舞台は東ヨーロッパの架空の国。ズブロフカという国名から、スロバキアっぽいですが、ホテルの名前はハンガリーの首都ブダペストです(笑)
 
ズブロフカの国民的作家(現在は故人)の墓地で彼の1981年の著作を読む女性から物語は始まり、1981年に生前の作家が「共産党体制の1968年にグランド・ブダペスト・ホテルでホテルオーナーのゼロ・ムスタファから聞いた話」を語り出します。時代は無一文の移民でベルボーイのゼロ・ムスタファが1932年にグランド・ブダペスト・ホテルで働き始めた頃に飛びます。
 
うーん、日本の二時間サスペンスならば、最初から1932年でスタートするかなあ・・・・。ホームズがワトソン博士を、ポワロがヘイスティングス大尉を通して活躍するのと同じですが、ちょっと呑み込みにくいかも。
 
ファシズムと共産主義が覆い始めた東ヨーロッパの国ズブロフカ。しかし、グランド・ブダペスト・ホテルには世界中から富豪や著名人が訪れ、ヨーロッパ華やかなりし時代の輝きを湛えていた。そして、ゼロの上司であり、グランド・ブダペスト・ホテル伝説の初代コンシェルジュ、グスタヴは誰からも愛される神経質だがやり手のイケオジ(笑)。
ゼロはグスタヴに気に入られて、ホテルマンの経験を積んでいき、パティシエのアガサという彼女もできた。
 
だが間もなく、常連客でグスタヴと親密だった伯爵夫人が急死。最後の別れに伯爵の城に向かったグスタヴとゼロは、夫人の死因が他殺だと確信する。夫人が遺言でグスタヴに残した名画「少年とリンゴ」を回収したグスタヴとゼロだったが、夫人の長男の陰謀で、伯爵夫人殺害の容疑者に仕立てられてしまう。
ゼロとグランド・ブダペスト・ホテルの運命は・・・・?
 
 
寝台車での移動やロープウェイ、高級ホテルなど、旅情溢れる風景と逃避行が見物です。