主演の十津川警部役が、三橋達也さん→高橋英樹さんへと引き継がれてきた二時間サスペンスの長寿番組、西村京太郎トラベルミステリー。
40年、73作に達し、とうとう昨年ファイナルを迎えました。
一応リアルタイムで観ましたが、U-NEXTで無料配信（以前は有料）されていますので、今夜はゆっくり観ようと思います。
十津川班の柿沼刑事（葛山信吾さん演）が蒸気機関車の走る大井川鐵道で結婚式を挙げた。しかし、新妻の二宮ゆきは、式の翌日、ストーカーだという男に刺殺されてしまう・・・。
それから１年。亡き妻を偲んで再び大井川鐵道にやって来た柿沼刑事は、死んだゆきにそっくりな女性、小菅みな子に出会い、共に孤児院で働く同僚、木ノ内順子（星野真里さん演）を紹介される。
やがて交際を始める柿沼とみな子だが、二人はゆきが殺害された飛竜橋から飛び下り自殺してしまう。衝撃を受ける十津川警部と亀井刑事（高田純次さん演）。
二人は、柿沼の遺品の中から土地取引詐欺に関わった地面師グループの似顔絵を見つけ、ゆき、又はみな子が土地取引詐欺に関わったのではないか？と推測するが・・・。
うーむ、こんなことは言いにくいのですが、私からすると、悲しい女性役四天王の星野真里さんを、このような役、演出で使うのはどうなんでしょう・・・？
他の作品でも容疑者役で出ていましたが、キレ芸人のように、ひたすらキレて叫ぶ演出は似合わないと思うのですが、ストーリーはよく組み立てられていて、見せ場も多いのに、そこが残念でした・・・。