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ついに全機が完成したブルースター・バッファロー。
冬戦争はバッファロー到着の3日後、1940年3月13日に休戦となりましたが、
フィンランドはソ連の再侵攻に備えて空軍の増強を行うことになります。
一方、1940年4月には組織改編で飛行第22戦隊は第2飛行団所属から第3飛行団所属に
移り、バッファローを全機飛行第24戦隊に引き渡しました。
飛行第24戦隊は冬戦争時にフィンランド空軍虎の子のオランダ製戦闘機フォッカーD.21
を擁してソ連軍を迎え撃った主力戦闘機隊であり、1941年の独ソ戦とともに始まった
対ソ戦争「継続戦争」ではバッファローを装備して大活躍することになります。
BW-374号機はL.O.ムストネン中尉らが搭乗し、ソ連空軍のSB2爆撃機などを撃墜
しました。