以前訪問した由布院・岩下コレクションの展示車の続きです。
1960年 新明和工業ポインターコメット175
戦前は飛行艇や水上飛行機、戦闘機「紫電改」を開発した川西航空機は
戦後、新明和工業と名を改めましたが、戦後の我が国では航空機の開発
が禁止されたこともあり、オートバイの開発を行い、ポインター号を
市場に送り込みました。
1960年に登場したポインターコメット175は、オールメッキの
タンクが装備され、豪華さが強調。
「125ccの手軽さで250ccの高性能」がカタログのキャッチコピーだった
そうです。
※同じ年式のポインターエースPA2かとも思いましたが、右側に
マフラーが出ていることから、コメット175と推定しました。