2022.7.11岩下コレクションのノースアメリカンF-86セイバー戦闘機 | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)

 

岩下コレクションに展示のF-86セイバー戦闘機です。

デビューとなった朝鮮戦争においては、当初米軍は第二次大戦中のレシプロ戦闘機
F-51(P-51)や、直線翼ジェット戦闘機F-80(P-80)を投入しましたが、中国義勇軍が
参戦し、朝鮮半島にソ連製のミグ15ジェット戦闘機が登場すると、これらの戦闘機は
自身の身を守るので手一杯という大苦戦になり、「超空の要塞」と呼ばれたB-29
爆撃機も次々に撃墜されました。
米軍は新鋭機F-86A型を投入して巻き返しをはかりますが、更にミグ15bisを共産
陣営が送り込むと、改良を加えたF-86E/F-86Fが登場するに至りました。

 

岩下コレクションのF-86セイバーは胴体のみですが、大昔、鳥栖市の有名な

とんかつ店、とんかつ木村さんに展示されていた機体そのものです。

とんかつの木村 光林飯店 (hikokikumo.net)

 

 

ハワイの太平洋航空博物館にはF-86セイバー戦闘機がライバルMiG-15と並んで
展示されていました。

 

 

こちらは新田原基地でセイバードッグと並んで展示されるセイバー。
我国の航空自衛隊で使用されたのは、F-86シリーズの完成形といわれるF-86Fです。
 
 

中津市八面山平和公園に展示されるF-86Fセイバーで〆ます。