まずは弘法大師空海が唐から帰国した後、博多に開いた東長寺に向かいました。
東長寺といえば、平城京や、平安京の大極殿の様な作りのこの本堂。
法隆寺夢殿を連想させる六角形の拝殿、六角堂と合わせて、飛鳥時代、奈良時代のイメージ。
常連さんにLINEグループで、奈良に来ています!と冗談を発しました(笑)
近年になって五重塔も建てられていますが、手前の梅の花が何ともマッチしています!
あまり知られていませんが、奈良の東大寺を凌ぐ福岡大仏。全高16m。
全木造の仏像としては日本最大。
私としては、博多で是非参拝してほしい寺院がこの東長寺です。
撮影禁止なので、以前購入した絵葉書をカメラで写しました。
空海が開いた名刹は、後に福岡藩主・黒田家の菩提寺となり、黒田忠之(第二代)・
黒田光之(第三代)・黒田治高(第八代)のお墓もあります。
有名な黒田騒動の影響で暗愚な太守と思われる黒田忠之ですが、墓前には殉死した
五名の家臣の墓もあり、当時は藩主としてきちんと評価されていたのではないか
と思ったりもします。