2022.2.11おじさん三人旅in福岡博多路①弘法大師空海が開いた東長寺と博多大仏 | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)



この日は、本来牡蠣ツアーをよていしていましたが、まん延防止が出されている状態では、県境を越えて有明海に向かうなど、思いもよらず、普段行かない、福岡市内の名所巡りにジューショクさん、山羊さんと出発。
まずは弘法大師空海が唐から帰国した後、博多に開いた東長寺に向かいました。




東長寺は、空海が唐から密教の教えを持ち帰った日本初の真言宗の寺院であり、博多を代表する寺院の一つです。

東長寺といえば、平城京や、平安京の大極殿の様な作りのこの本堂。
法隆寺夢殿を連想させる六角形の拝殿、六角堂と合わせて、飛鳥時代、奈良時代のイメージ。
常連さんにLINEグループで、奈良に来ています!と冗談を発しました(笑)


近年になって五重塔も建てられていますが、手前の梅の花が何ともマッチしています!

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あまり知られていませんが、奈良の東大寺を凌ぐ福岡大仏。全高16m。
全木造の仏像としては日本最大。
私としては、博多で是非参拝してほしい寺院がこの東長寺です。
撮影禁止なので、以前購入した絵葉書をカメラで写しました。


空海が開いた名刹は、後に福岡藩主・黒田家の菩提寺となり、黒田忠之(第二代)・
黒田光之(第三代)・黒田治高(第八代)のお墓もあります。
有名な黒田騒動の影響で暗愚な太守と思われる黒田忠之ですが、墓前には殉死した
五名の家臣の墓もあり、当時は藩主としてきちんと評価されていたのではないか
と思ったりもします。