母子で往く人吉球磨路⑧山江村ボンネットバス マロン号(いすゞBXD)を再訪問! | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)


 

鉄道大好きな私ですが、古いクルマやボンネットバスなんかも大好きです。

 

 

そこで、やって来たのが熊本県山江村の役場。

 


ここには、以前師匠と見学した山江村村有のボンネットバス・マロン号がいるんです!

今回は事前に連絡を淹れて、当直の親切な役場の方々のおかげで

見学させていただくことが出来ました。

 


ボンネットバス・ボンネットトラックを最後まで製造していたのは、いすゞでした。

BXDバスシリーズは、1962年に登場し、ホイールベース4mモデルがBXD20、5.2

mモデルがBXD50、そして、4.3mモデルはBXD30と呼ばれ、主力でした。

エンジンは名機DA120型の後継、DA640型ディーゼルエンジンを積んでいます。

 

 

このボンネットバス(マロン号)は前回の東京オリンピックの年、1964年に九州

産業交通(産交バス)が新車として導入した、いすゞBXD30です。



 

1978年の引退後は、産交バスから山江村に寄贈され、保管されていました。

 

 

1992年に自走できるように整備が行われ、翌年公道に復帰。

 


 

2005年に産業遺産に指定され、2008年には本格的なレストアに着手。

同年にはエンジンオーバーホールも受けています。



 

同じBXD30でも、一番下写真の前期モデルと比べると、4灯式ヘッドライトを装備する

一方、前期型と同じフロントグリルを備えることから、「過渡期モデル・63年顔」などと

呼ばれるようです。

 

 

古風な、いすゞマーク。








リベット打ちの車体に、ゴツいホイール。






内部を見てみましょう。







実際に座席に座らせて頂いて、シェフも母も弟も大満足!





私と弟は運転席にも座らせてもらいました。



本当にカッコいいボンネットバス マロン号。
9月のイベントでは自走予定とのことで、是非見に行きたいところですね。



人吉市内に戻ると、マロン号の後輩達(笑)が復旧に勤しんでいました・・・。