雨の日はライトパシフィックが駆け抜ける御来欧音鉄道:C51&C54形蒸気機関車 | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)
 
本日はあいにくの雨。気分を変える為にも清々しい蒸気機関車を配置。
 
 
スハ43系を牽引するC51-116号機。
1923年に汽車製造で落成し、姫路機関区、次いで福知山機関区に配属されていた、
この116号機、戦時中に軍へ供出されて1435mm標準軌に浜松工場で改軌された
後、大陸に渡ったまま接収されてしまったカマのようです。
しかし、そこは楽しい鉄道模型ということで・・・・。
(写真は鹿児島工場のC51-85号機)
 
 
1928年に三菱造船所で落成したC51-285号機は、戦時中に北海道へ渡り、以後、
旭川、小樽築港、室蘭の各機関区で活躍しました。
 
 
C54-9号機。汽車製造で1931年に落成しました。満州事変発生の年ですね。
世界恐慌真っただ中の時代でもありました。それもあり、D50の生産中止、及び本機の
増備中止(わずか17両で製造中止)へと繋がります。
仙台、秋田、青森、盛岡といった東北地方の機関区を転々とし、最後は他の仲間と
共に福知山機関区に集められました。
 
 
C54-3号機は、1932年に川崎で落成しています。番号は若いですが、落成は9号機
よりも後なんですね。わずか17両の所帯にもかかわらず、汽車と川崎に分散発注
していることや、仙台、青森、秋田の東北エリア、高崎、宇都宮の北関東エリアに
分散配置してC51との比較に供されたことからも、本機への強い期待と、同時に
やや試作機的要素を感じさせます。
C54-9同様、青森、仙台、福島といった東北地方の機関区を渡り歩き、最後は仲間
と共に福知山機関区に集結して活躍しました。