Bf109は最高だ!全備状態でならどんな飛行機にも負けない!2.ゲルハルト・バルクホルン大尉機① | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)

 

中断していたドイツ空軍のメッサーシュミットBf109G-6の完成録を再開します。

 

独ソ戦開戦後、主に東部戦線で作戦したドイツ第52戦闘航空団は、前人未到の

352機撃墜ハルトマン中佐、275機撃墜のギュンター・ラル大尉等を輩出した

精鋭部隊でした。

ハルトマンと共に300機撃墜クラブに立つゲルハルト・バルクホルン大尉が、

クルスク戦車戦終了後の1943年9月以降に第Ⅱ飛行隊(Ⅱ/JG52)司令就任

して搭乗したBf109G-6の初期型で、本来はエルラ社の生産ラインでBf109G-5

として完成予定だった機体とされています。

コックピット左側には、バルクホルンの妻、クリストルの名が書かれています。

この頃、ハリコフ南部に同飛行隊は展開していました。

本来、第Ⅱ飛行隊司令のマーキングは、黒い三角形(シェブロン)を重ねた

ものですが、バルクホルンはそこに好きな数字の5を記入しています。

バルクホルン大尉は1945年1月までⅡ/JG52の司令を務めた後、東部戦線を

離れています。