ザンスカール帝国ベスパ陸戦用可変モビルスーツZM-S08Gゾロ(クロノクル・アシャー中尉機) | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)
 
クロノクル・アシャー中尉は、「シャアの再生」と云われるベスパのエースパイロット。
ザンスカール帝国のマリア・ピア・アーモニア女王の実弟であり、ウッソの幼馴染
シャクティ・カリンの叔父にあたります。
もっとも、「シャアの再生」という謳い文句は、劇中では登場せず、バンダイの某
模型情報誌に記載があるのみです。
ラ・ゲーン基地に駐留するファラ・グリフォン中佐率いる戦闘大隊「イエロージャ
ケット」は、ザンスカール帝国軍ベスパの先遣隊であり、精鋭揃いとして知られて
いました。3コ中隊約40機のゾロの内、第3戦闘中隊はベスパの試作型モビル
スーツの試験部隊も兼ねています。
 
 
初めて地上に降りたクロノクルはこの中隊長となり、早速、ZMT-S12Gシャッコー
の大気圏内テストを行うことになり、その試験飛行の最中にリガ・ミリティアの
マーベット・フィンガーハットの操縦するコアファイターを発見し、追跡中にウッソの
パラグライダーに接触したのが物語の始まり(第2話)となっています。
(時系列はTV第2話→第3話→第4話→第1話→第5話となっています。)
 
 
 
 
クロノクルがマリア女王の実弟という身分である為、ガリー・タン少尉(後にリガ・
ミリティアとの戦闘で捕虜に)が片腕として試験中隊の指揮を執ることもあった
ようです。
 
 
第2中隊に配備されているゾロは、全て先行量産試験型である為、量産機と若干
の違いがある機体も存在するそうで、中でもクロノクル専用機はスラスター推力
やアポジモーターをチューンナップした特別仕様の機体とされています。
(シャア専用ザクを意識したような設定です)
真紅の塗装を施したのは、クロノクル流のパフォーマンスとされていますが、サバト
隊との共同攻撃で、ウッソに奪われたシャッコーの回収には成功したものの、
サバト以下3機の僚機を失っています。
更に、リガ・ミリティアの残党狩りの為に、再び真紅のゾロで出撃しますが、合体変形
したヴィクトリーガンダムに頭部を破壊されて中破。クロノクルは本機を放棄したと
考えられています。
尚、第9話で、クロノクルは一般色のゾロ(但し複座に改造)でポイントカサレリアを
急襲していますが、1機を喪失、1機中破、1機小破の大損害を受けて撤退。
アーティー・ジブラルタルに向かうファラ・グリフォン中佐と合流し、アーティー・
ジブラルタルではピピニーデン隊以外にも供給され始めた新型量産機トムリアット
に乗り換えてリガ・ミリティアと戦闘を繰り広げています。
トムリアットでは、宇宙空間でカイラスギリーに攻撃を仕掛けた連邦艦隊のクラップ
級巡洋艦を制圧するなど、活躍を続け、ゾロアット→コンティオ(試作機)に乗り換え
ますが、モトラッド艦隊司令に就任後はモビルスーツに乗ることも少なくなり、
エンジェル・ハイロウでのV2ガンダムとの決戦でリグコンティオに搭乗して敗死する
まで、旗艦アドラスティアのブリッジにいることが多くなりました。
 
 
1/144のモビルスーツ・イン・ポケットシリーズと、Bクラブのガレージキットが発売
されたのみだったゾロですが、一般色とクロノクル機、それぞれ発売されていました
ので、クロノクル専用機も合わせて入手しました。