真珠湾攻撃の生き証人ペンシルバニア級戦艦アリゾナ(アリゾナメモリアル) | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)
昭和16年12月8日早朝。
ハワイオアフ島の真珠湾にはアメリカ太平洋艦隊の戦艦8隻が停泊していました。
ペンシルバニア級戦艦:ペンシルバニア・アリゾナ
ネバダ級戦艦:ネバダ・オクラホマ
テネシー級戦艦:テネシー・カリフォルニア
コロラド級戦艦:ウェストバージニア・メリーランド

イメージ 2

日本海軍の真珠湾攻撃を受け、8隻とも撃沈もしくは撃破の損害を被りましたが、
8隻の戦艦の内、アリゾナ以外の7隻は後日浮揚作業が実施され、内6隻は後に
戦列復帰を遂げました。
(オクラホマはアリゾナの次に被害が大きかった為スクラップ処分直前に沈没)
最大の損害を被ったのは戦艦アリゾナで、攻撃機の徹甲爆弾が砲塔に命中して
火災が発生、さらには火薬に誘爆して轟沈したのでした。
クルーもそのほとんどにあたる1177名が戦死しました。
有毒ガスの流れ出す危険性も指摘された為、アリゾナだけは浮揚作業を中止し、
1962年には国定慰霊碑としての指定を受け、現在は艦体を跨ぐ格好でアリゾナ
メモリアルが建っています。

イメージ 3

ありし日のアリゾナの見取り図と被害図。

イメージ 4
イメージ 5

海面上に突き出たアリゾナの砲塔リング?(第二砲塔)。

イメージ 6
イメージ 7
イメージ 8

こちらは水面下に見える船体後半部。こちらは第三砲塔のリングなんでしょうか?

イメージ 1

パールハーバー、潜水艦ボーフィンの近くに展示されるアリゾナの錨。
 
本日は12月8日ということで、貼り逃げのような記事になってしまいました
(撮影は4年前の訪問時)が、平和というのは努力の上に成り立つのであって、
戦争の悲惨さをただ漠然と訴えるだけでなく、何故争いとなったのか・・・を
皆が知ること、そして、争いは無邪気な熱狂や小さな妬みが発端となること
もあるのだということを知ることが同じくらい大事なのではないかと思います。