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10/24(水)ライブします!



今月24日のライブ。

10月24日@下北沢LOFT
http://www.shimokitazawa-loft.com/live/page006.html

ticket¥1500(1ドリンク付)

出番は19:00~

であります。


暇つぶしにぜし。

練習せな~

対話篇Ⅱ




深い夜の闇の中にいるような気がするほどの静かな声音だった。


『つまらない人生を泳がされてるって、時々そんな風に思うことがある。』


実際 時刻はとっくに深夜一時をまわっていて 彼が住むこの部屋のまわりからは物音ひとつ聞こえない。


『そんな風に思うなんて およそ君らしくないね。』


僕はいつもと違う彼の雰囲気を察しつつも 当たり障りのない答え方をした。


『そうか?人生とか自分の生き方について深く思い悩むのは、何もおまえの専売特許って訳じゃないぜ。』


『確かに。その通りだけど。でも、君にそんなに悩むことがあったのかと思ってね。』


『なんでだ?』


『今の生活についてこれまで不満は聞いたことはなかったし、いつも飄々としているからね。何かに焦がれているような素振りもないし。』


『何も特別なものは求めていないと?』


『そう見える。』


そこで彼はフッと息をついた。それは笑ったようにも見えたが 溜め息のようでもあった。


『何も欲しがらない奴なんていないんだよ。きっとな。』


『まあ、そうだね。僕だってもっと人並みに暮らせるだけの金があったらなって、時々思うよ。』


僕がそう言うと 今度は明らかに笑って彼は言った。


『おまえは物欲が少ないからな。オレがおまえの経済状態だったらもっと深刻に悩んでるぞ。いや、そうじゃなくて、オレが今問題にしているのは、もっと特別な何かだよ。』


『例えば?』


『そうだな、例えばおまえの“音楽”なんてのは、おまえにとっては特別だろう?』


『特別と言われればそうだけど、音楽や歌っていうのはただ僕が好きなだけであって、そこに大それた才能があるわけでもないし、それで成功しているわけでもないからね。』


『じゃあ、おまえから音楽をとったらどうなる?』


いつの間にか 彼の表情はいつもの彼を特徴づけるシニカルなものに戻っていた。


『僕から音楽をとったら・・・ ただの“J”だね。』


『ふん、ただのJがどれほどものか知らんが、つまりそういうことだ。音楽がおまえを特徴づけるひとつの大きなファクターだということは間違いない。』


だったら君の大きなファクターはそのシニカルさだろう と僕は思ったが 口には出さなかった。


『おまえをよく知る者がおまえという人間を思い浮かべるとき、きっとそこには音楽という要素が必ず入るはずだ。才能とか成功なんてのは関係ない。ただ、音楽はおまえを形作るひとつの要素なんだ。』


『なんか まるで僕は音楽の申し子みたいだね。知らなかったよ。』


そうすると君は 皮肉屋という人種の代表格だ と思ったが また口には出さなかった。

僕がひとりそう思ってほくそ笑んでいるのには気付かず 彼は言った。


『オレにはそういうのはないな。まあ、あるとすれば世界が斜めに見えるってことくらいか。』


彼のその言葉に反応して 僕は思わず口を滑らしてしまった。


『それは性格が少しひねくれているってことかい?』


『それは否めないな。そう言われたことは数知れない。』


僕は少し驚いた。彼は滅多なことでは怒ったりしないし 人からの評価などというものはまるで気にしないタイプだった。

それ故に憎たらしいと不評を買うこともしばしばなのだが 今僕の目の前にいる彼は常の彼でありながらも素直そのものだった。

そういう彼の態度に対して 僕は自分があまりに不誠実に思え それがとても恥ずかしくなった。


『君が欲している特別なものって何なんだい?』


『それが分からないから欲しているんだよ。』


『自分には特別なものがないから、それを探している、ってこと?』


『簡単に言うとそういうことだな。オレにはおまえみたいな“音楽”っていう要素はない。おまえがおまえのすべてを委ねたような女もいない。まあそのせいでおまえは捨てられたわけだが・・・。』


『うるさいな。いったい何度その話を持ち出す気なんだ?』


難しいな と僕は思った。

それが純然たる努力であれ悪事であれ 何かを求めるが故に人は前のめりになれる。

その何かが分からなければどうしたらいいんだ?


『でもさ。ちょっと思ったんだけど、モノでも才能でも情熱というようなものでも、欲しいものが分からないってことは現状に不足がないってことなんじゃないかい?』


僕がそう言うと 彼はしばらく考え込んだ。

彼が話さないので 僕は続けた。


『特に何、ってわけじゃないけど、何かが足りない。日々の生活がマンネリ化してる。そんな風に感じることはきっとよくあることだと思うんだ。僕にだってある。まあ僕は今まで充足した事は一度もないんだけど・・・それは今はどうでもいい。君は仕事もプライベートも、特に問題なく、さざ波を立てることなく消化している。それは人によっては大きな充足感を得られることだろう。でも君は思ってしまった。“つまらないと”。それは何かを渇望しているからこそ湧き上がる感情に他ならない。ところが君にはその何かが分からないときている。』


彼はジッと黙って聞いていた。


『君は僕とは違う。何かに焦がれて、ジタバタしながら進んでいく僕のような生き方は君には全然似合わないよ。君は何か特定のものに情熱を傾けることもなく、淡々と自分の作業をこなしてきた。他の奴が脱落していくのを尻目に、君は様々な問題を処理し、トラブルを回避しながら、着々と今の暮らしを手に入れてきた。それは君の能力によるものだ。つまらないのは君が優れてる証拠なんだよ。つまり君は特別なものをすでに持っているってことさ。』


そこまで一気に言ってしまうと 僕はいったん言葉を切った。

すると彼は言った。


『おまえがオレを褒めるような発言をするとはね。』


『それはお互い様じゃないか。』


『オレが自分で自分の生活をつまらなくしているとはね。』


『それは錯覚だよ。重い服を着てトレーニングを繰り返していれば、いつしかその重さに慣れるだろう?ただ君には、その服を脱いで自分を解き放つことができないだけだ。』


『そうか。そいつは残念だな。何もかも忘れてはっちゃけられたら、きっと楽しいだろうに。』


『それができないのが君なんじゃないか。およそそんな風には見えないくせに、ストイックなんだよ、君は。』


僕がそう言うと 彼は笑いながら言った。


『オレがストイックか。けっこう遊んでるつもりだったがな。』


『ま、僕に比べればただのバカな遊び人だけどね。』


『それは言い過ぎだろ。おまえは酒も飲まずナンパもできない、つまんない音楽バカじゃないか。しかも大阪人のくせに。』


彼の痛烈な返しに僕は少しムッとして言った。


『だから大阪人だから面白いはず、っていうのはくだらない思い込みだ。もはや都市伝説だ。』


『そうだよな。おまえがつまんないのはおまえのせいだ。血は関係ない。』


だんだん腹が立ってきた僕はむきになって言った。


『自分が面白いとは思ってないけど、別につまんなくもないだろう。大阪人が優れているのはボケの面白さじゃなく ― 』


『ツッコミの能力だってんだろう?』


『そうさ、鋭いツッコミが平凡なボケをも引き立たせるんだ。素人レベルならその差は歴然さ。』


『おまえはいったい何者なんだ?』


もはや彼は 僕を小馬鹿にしたような態度を隠そうともしなかった。

僕の怒るツボを知っている彼の術中に嵌りつつ 僕は 彼が完全にいつもの憎たらしい彼に戻ったことに安堵していた。

いつしか外には雨の音が響いていた。

やれやれ 

と僕は思った。

バイクで来ていたので これでは雨が止むまでは帰れない。

まあ― もう少しこの不毛な会話を続けてみるのも悪くはないか。

そう僕は思った。




セプテンバーエレジー



9月。


夏が終わりますね。



なんていうか、僕はこの時期が最もセンチメンタルグラフィティです。


夏の終わりはなんか物悲しいんですよね。




だんだん涼しくなるわ


セミの声は聞こえなくなるわで


寂しいったらありゃしない。



東京の夏は短い。。。





さて、来月のライブ告知です。

10月24日@下北沢LOFT
http://www.shimokitazawa-loft.com/live/page006.html



詳細はまた後日!





流浪の民




いやー


なかなか更新できんなあ。





それがどんなものでも、環境が変わるというときには、やっぱりストレスが発生するものだと思う。


僕は元々、人見知りも激しく控えめな方なので、新たな環境に馴染むのには人一倍エネルギーを使う。



仕事で、しかもそれが多くの人を引っ張っていく立場なので、自分の性格云々言ってられないこともあって、なんかざっくばらんな感じにやってるけど、それも多少のムリはあったりするもんなんだと思う。

とはいえ、自分を偽っているわけでもなくて、そのへんは僕の人見知りも多少改善されてきているのかなと思ったりする。




まあ




もう6店舗目だしね。



初めは入れないとして、環境が変わる度に人間関係を一から構築していくということを5回もやってきてる。


これ、やっぱ相当なストレスになるよなあ。




しかしその分経験値は積めているし、結局は次第に環境の変化に動じなくなってきてる気もするし、やっぱり要は心の持ち様だということですね。

物事には得手不得手というものがあるけど、それだけで自分のできることの可能性を制限するのはもったいないし、ぶつかる壁をどうにかして打破する力が試さ れる機会って案外少ないもんだし、そういう意味では、常に向き合う壁があるということは恵まれていると捉えるべきかと思う。


いい歳になってきて、ようやく肝も座ってきたんじゃないか?オレ。








さてさて、まあそんな堅っ苦しい話はさておき。


次回ライブ告知です!



8月29日(水)
@下北沢LOFT
start19:00~
\1500(1ドリンク付)

出演:
Nohmi Yushi   
永田順治 
上原鉄平   
中村サトシ




お時間ある方は是非お越しください。

宜しくお願いします!!

ライブ!



コニチワー 風のJです。

明日はライブです!

7/3  @下北沢LOFT 

http://www.shimokitazawa-loft.com/live/page006.html
\1500(ドリンク付き)

出番は21時頃からです。
お時間のある方は是非!



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