2026年1月1日 14時開演

新国立劇場バレエ団
くるみ割り人形<新制作> The Nutcracker

元旦は鈴本に行くことも多かったのですが、狭い席が苦しいので、今年は新国のくるみ割り人形へ。今シーズンから好評だったイーグレンからタケットの新振付へ変更というのも興味津々。またキャリアのある小野と、ソリストに昇格したばかりの李明賢のコンビがどうなるのかも楽しみでした。指揮はベテランのイェーツ、この人であればバレエのオケは安心です。

 

第1幕のクララは子役ではなく小野自身が演じる珍しい演出、クララの夢に焦点を当てたものでした。舞台装置が華やかでチャーミング、個々の動きは楽しかったですが、一方コールドバレエの面白さはあまり強調されず、交錯する動きばかりが目立ったのは残念というところでしょうか。第2部のソリストたちも、テクニックで見栄を切るような場面は少な目で、細部のセンスで見せるようなものでした。クララの小野は、やや重心が揺れるところがあったものの、流石の貫禄、クララには見えない(失礼!)ですが、バレエを見せた貰いました。新国主役デビューの李明賢は清新でまさにピチピチ、笑顔が良いですね。小野にリードされた形での踊りで、踊っていないところの足の運びなど、小生のような素人観ても改善余地はあちこちにありましたが、舞台から発散する何かはあるダンサーのようなので、舞台としては十分観れました。これからが楽しみなダンサーです。元旦ということで、カーテンコールで花のワルツの最終部分が音楽アンコールで、HAPPY NEW YEAR 今年も良い年でありますように、との字幕が出ました。

 

くるみ割りは幸せな音楽ですね、では。