日時    5月5日 (火・祝) 11:30 〜 12:15
会場    ●東京国際フォーラム ホールD7:ポー 
料金    指定席¥3,000

曲目
ショーソン:ヴァイオリン、ピアノ、弦楽四重奏のためのコンセール ニ長調 op.21

アイレン・プリッチン (ヴァイオリン)
ソフィア・リュウ (ピアノ)
プソフォス弦楽四重奏団 (室内楽)

 

LFJ、5/5は二公演、最初は10代後半から20代にかけてデュメイの演奏で何度も聞き込んだショーソンのヴァイオリンとピアノ、弦楽四重奏のためのコンセール。ショーソンの作品は厳選されたものだけが楽譜として残されていますが(作曲家が破棄したもの多数)、中でもこのコンセールは個人的にはショーソンの最高傑作だと思っています。フランク、ワーグナー、ドビュッシーの要素が絡み合い、その中でショーソンならではの個性も光る作品。

 

名手プリッチンのソロも素晴らしかったのですが、ソフィア・リュウという上海出身の若手ピアニストが抜群に上手いしセンスが素晴らしい。音楽が踊っているし、他の楽器との呼吸感が抜群、テクニックも文句なし、これは素晴らしいピアニストを見つけることができました。プソフォス弦楽四重奏団は初めて聞きましたが、こちらもベテランらしい達者な演奏、ソロとのバランスがとても良く、気持ちよく、この傑作を聴くことができました。

 

日時    5月5日 (火・祝) 13:30 〜 14:15
会場    ●東京国際フォーラム G409:ガンジス 
料金    指定席¥2,900

曲目
グラナドス:ピアノ五重奏曲 ト短調 op.49
トゥリーナ:ピアノ五重奏曲 ト短調 op.1

ジャン=バティスト・ドゥルセ (ピアノ)
エルミール弦楽四重奏団 (室内楽)

 

さて、次のコンサートはシューマンとワーグナーの珍しい組み合わせで楽しみにしていたコンサート、と思っていたら、直前になって同じ時間帯のこのコンサートを予約したことに気付いた次第(笑)、D7へ向かっていたら、あれ?コンサート番号が、と漸く気付き、慌ててG409へ移動した次第です。

 

何の下調べもなく、スペインの大家、グラナドスとトゥリーナのピアノ五重奏曲というマニアックなコンサート、そうそうこれ申し込んだと席に座ってから反芻しておりました。演奏は昨日も聞いたエルミール弦楽四重奏団と即興演奏などが得意というドゥルセというピアニストです。G409は会議室で絨毯がひいてあるので、音が吸収されてしまうところがありますが、狭い空間で直接的に聴ける珍しい機会となりました。グラナドス、バリバリのスペイン節のピアノ五重奏曲、近代スペインではファリャとグラナドスでしょうね、もう少し作品を色々と広げて聞いてみた作曲家です、今後数年はないと思いますが、航空料金が安定し、ユーロも安くなる局面が70歳までに来たら、生涯に一度は仏西は行って音楽に浸ってみたいと考えています。

 

そしてトゥリーナ、先輩作曲家がスペイン色を全面に出した傑出した作品を発表した後の世代、普遍性を意識した音楽で、第1楽章はフーガ形式で何も知らなければ、スペインの作曲家と気付くかどうか、第2楽章の和声で一瞬スペイン色が出るところがありますが、それ以外はあまりなく、魅力的と言われるとなかなか難しい作品ですが、向学になりました。演奏は少し粗いところもありましたが、ドゥルセのピアノは躍動感あり、エルミールははずれのない演奏で、十分作品を堪能することができました。

 

これで2026年のLFJはおしまいで、3公演のみ参加しました。(間違いながらも)結構厳選したコンサートで、好きな作品を程よい空間で堪能できました、来年はどうなるのかな、では。

 

 

(勘違いしたコンサート)

日時    5月5日 (火・祝) 13:30 〜 14:15
会場    ●東京国際フォーラム ホールD7:ポー 
料金    指定席¥3,000

曲目
シューマン:「詩人の恋」op.48から 

「美しい5月に」「僕のあふれる涙から」「君の瞳を見つめると」「ラインの聖なる流れに」「僕は恨まない」「若者が娘を恋し」「僕は夢の中で泣いた」
ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》から 前奏曲
ワーグナー:「ヴェーゼンドンク歌曲集」から 「天使」「温室にて」「夢」

 

クララ・シュミット (メゾ・ソプラノ)
アンサンブル・マニェティス (室内楽)
セバスティアン・ブヴェイロン (指揮者)