2026年6月6日(土)18:30開演 新国立劇場

チャイコフスキー バレエ 白鳥の湖  

 

最近は仕事が忙しくなってきたこともあり、バレエ、ストレートプレイ、女義太夫などへあまり行けていないのですが、久方振りに米沢唯の集中力の高いバレエを観たくなりチケットを確保しました。長く活躍していますが、最盛期の峠を越すかもしれず、来期のドン・キホーテ、ロメジュリは観ようと考えています。

 

東フィルのTpがだらしなく、マーフィの手練れの指揮も台無しになるところもなかったわけではありますが、やはり白鳥の湖は名曲だと改めて認識、冒頭から最後までダレ場の音楽がほとんどなく、踊りに合わせるので、テンポが画一的になるのは当然ですが、チャイコフスキー、バレエ音楽をすべてを合わせても、その筆頭に挙げることに全体感として異議と唱える人は少ないのではないかと思います。

 

ベテラン福岡の堂々たる体躯での踊り、躍動感は減退していますが、存在感は流石。また新国のセールスポイントであるコールドバレエの美しさは変わらずで嬉しくなりました。そして米沢唯の踊りは、優美というよりは、バレエへの献身というか、意思も含めて一本筋が通ったものをいつも感じさせてくれるのが素晴らしいところですね。ほかのダンサーも見なければ、不公平ですが、どうしても優先させてしまいます。年末年始のくりみ割り、妙齢の女性や子供が多く、おじさんの場違い感はどうしてもありますが、音楽を純粋に楽しむ意味も含めて観に行くことになりそうです、では。

 

【指揮】ポール・マーフィー
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団